(実話)インド 聖地では肉が食えない掟について
三毛は肉食系男子、いや肉食系ジジーである。
野菜や果物も好きだが、外こもりでは食事だけはケチらず、現地で好きなものを食べている。
人口の約半数が、ベジタリアンというインド。
ノンベジのレストランの方が数が多く、値段の幅も大きい。
地方の駅前屋台であれば、ロティ(全粉粒の焼いた丸いパン)2枚に、豆カレーをつけてたったの30ルピー(57円)ぐらいで食える。
シーク教の寺院に行けば、食事は無料。
私は毎食、肉を食べている。チキンよりもマトン(羊肉)の方が好きだ。マトンの方が精力がつくのだ。
豚肉が食べられる地域は、セブンシスターズと呼ばれる北東部以外では、ほとんどない。
だが、インドでは肉が食べたくても、絶対に食べれない地域がいくつかあるので、注意が必要だ。
観光客に人気のプシュガルや、ハリドワール、リシケシなど聖地巡礼の都市では、肉食が禁じられている。
ガンジス川の源流に近い、ガンゴートリも同様だった。
そんなときは、どうするか。
隣町に宿泊するのが一番手っ取り早い。
ヒンズー教の聖地プシュガルでは、隣のムスリム都市のアジメールに宿を取るのである。
アジメールもイスラム教の有名な聖地だ。
だが肉食を禁じていないので、町中どこでもうまい肉が食える。
インドで美味い肉料理を食べるのなら、ムスリム教徒が多く住んでいるエリアに行くことが一番の近道だろう。
三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC 全てダウンロード無料)
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2024年2月~7月のインド・ネパール写真を、Adobe stock・フォトACに追加しました。
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