投稿

ラベル(ハンピ)が付いた投稿を表示しています

インド ハンピ 象と触れ合いのお得度は、☆5

イメージ
インドでは、象は民衆のアイドルであり、神様の化身でもある。 タイでも象は大人気だが、国民の象に対する熱狂度は、インドの方がはるかに上のように感じる。 明らかに動物ではなく、尊敬すべき対象の的なのだ。 いわば一般庶民の神という位置づけである。 国民の8割、10億人以上が、ヒンドゥー教徒と言われるインド。 ヒンドゥー教の金運を招くと言われるガネーシャ神は、象の頭と胴体を持った神様である。 象は神様なのだ。 だからインドで象と触れ合いたいと思ったら、街の大寺院に行くと象に会えることが多い。 しかも無料である。 世界遺産のハンピにある中央寺院ヴィルーパークシャーに、インドで有名なメスの象がいる。 名前は「ラクシュミー」、ヒンドゥー教の女神の名前である。 紙幣を渡すと、鼻で受け取り、頭を撫でてくれることで知られている。 サービス精神旺盛な象で、人間が大好きな優しい目をした象だ。 別にお金をあげなくても、鼻を触ると必ず頭を撫でてくれるサービス精神旺盛な女の子である。 さらに人種の違いを認識しているのか、インド人以外の人が撫でると、より長い時間をかけて頭を撫でてくれるのには驚いた。 写真の白人女性は、象を初めて見るのか、とても怖がっていた。 それを察して自分の鼻を口で摘んで、触られるまで静かにしていたのが、よく分かる。 人間の心まで瞬時に把握する、とても賢い大人の象さんだった。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド ハンピの象 ラクシュミのお触り 無料 ☆☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959

(実話)インド 古代インド人の人間らしさについて

イメージ
11年ほど前に、ハンピの寺院を最初におとずれた時に、面白い彫像を見つけた。 ヒンズー教の女神が、股を広げて立ち小便しているレリーフである。 他の寺院では見たことがない姿が、日本に帰っても脳裏から離れなかった。 残念ながら、その時は寺院に参拝するため、カメラを持っていかなかったため、記録に残せなかった。 この写真を撮るのが、再びハンピに来た理由である。 柔らかいソープストーンを削って作られたと思われる彫像は、三毛の記憶通りだった。 立ち小便している女神は、さぞかし勢いのある立派な放尿をしているのだろう。 実に誇らしげな表情をしている。 両脇にいる男女の従者は、それを止めることなく、微笑みながら見ている。 ヒンズー教の神々が自らの性器を、剥き出しにして尿を撒き散らかすのは、五穀豊穣の意味があるのだろうか。 古代インド人の性に対する解放性を象徴する彫像である。 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959

インド ハンピの炊き出し飯のお得度は、☆5

イメージ
三毛が、インドのカルターナカ州のハンピにいた時の話。 ハンピは岩だらけの荒涼な地に、川が流れているだけの小さな村だ。 600年ほど前には、南インド一帯を支配していた、ヒンズー王国の首都だった。 数多くの宮殿やヒンズー教の寺院が、廃墟となって散財している。 今では世界遺産となっており、多くの外国人観光客が訪れる。 インドを旅する人はハンピの風景は、インドで5本の指に入るという。 私も同感だ。三毛がハンピに来たのは、これで2回目。 前回、ボールペンをあげた貧しい小学生の女の子は、高校生になっている頃だろう。 ここの風景は、言葉では表現できないほど、素晴らしい。 インドでありながら、中東やエジプトを旅している気分にさせられるような場所だ。 かつては、遺跡の中にある小さな集落に宿を取ったが、政府の方針で大部分のゲストハウスが立ち退きして、郊外の集落に引っ越した。 数件のゲストハウスが、強硬に反対して居座っているが遺跡の真ん中で、立地が良いことをよくわかっている。 とても強気の値段で、AC付きで昔の3倍ぐらい、3500〜4000ルピーまで値上がりしていた。 手頃な宿を探すにはニューハンピ、と呼ばれる新しくできた南の地区に留まることをお奨めする。 ここではAC付きの個室宿が、800〜1000ルピー前後で利用できた。 遺跡に行くためには、1時間ごとに走っているローカルバスを利用すれば、20分ほどで着く。 ニューハンピを散策していると、ちょうど地区でヒンズー教のお祭りをしている最中だった。 少数民族出身の老女が、ピンクと赤の綺麗な衣装をきて、椅子に座っていた。 彼女に手招きされて、集まりに行くと、祭りの最中でお前も炊き出し飯を食べていけという。 村人の好意に甘えて、炊き出しをもらった。スプーンなどはなく、みんな手で食べている。 肉は入っていない、ベジタリアン向けのミールスだ。 ターメリックと塩豆で味付けされた飯は、辛くなく素朴な味で美味しかった。 白いものは、ライスとミルクを甘く煮込んだデザート。ナスをトマトと香辛料で煮込んだ野菜炒めも絶品だった。 外こもり中、街を歩くと結婚式やお祭りに招待されることが、よくある。 地域の習慣や食事を知る良い機会なので、積極的に参加することをお奨めする。 ¥¥¥¥...

インド 白くて酸っぱい蒸しパン イドゥリのお得度は、☆4

イメージ
日本にいるとき、三毛の朝食はチャイだけである。 朝起きて日記をつけて、本を読んで2〜3時間ぐらい経ってから、小腹が空いた時に菓子パンを少しかじる程度だ。 今、このブログを書いている時が、ちょうどその時間帯である。 インドでも、同じスタイルを貫いているが、流石に菓子パンがどこでも手に入るわけではない。 かといって、朝食から重たい米やチャパティ、辛いカレーを食べたくはない。 そんな時に、うってつけなのが、この白くて酸っぱい蒸しパン、イドゥリである。 米が主食の南インド、イドゥリの原料は米とダル豆だけだ。 それを混ぜて発酵させるときに、酸っぱい味が出る。 油を使用せず、蒸して作るので、軽めの朝食が好きな私にはぴったりの食べ物だ。 付け合わせの白いダルスープも、豆腐を潰したようなコクがあって美味しい。 ここは、カルターナカ州ハンピに近い駅、ホスペットのレストラン。 インド旅行、中でも食事がきついと思う読者の皆さん、辛くてスパイシーな料理に疲れた時に、イドゥリを食べることをお勧めする。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド 酸っぱい蒸しパン イドゥリ2個 10ルピー(19円) ☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959