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インド インディアン・コーヒーハウスのお得度は、☆5

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三毛は酒は飲めない代わりに、カフェインが大好きである。 紅茶もコーヒーも大好きだ。 インドの国民的飲料は、たっぷりのミルクと砂糖を入れたチャイであることは間違いない。 でも、イギリス植民地時代からコーヒーを飲む習慣が都市部にはあった。 インドでは、お茶だけでなくコーヒーも栽培されている。 有名なインディアン・コーヒーハウスの一号店は、1936年にムンバイで誕生している。 外国資本ではなく、インド人が自分達が作った国産のコーヒー豆を使って、地域住民のために安く運営するというのが創業理念だ。 今やインド全土に、400店舗以上を構えて、それぞれの地域で協同組合が店を切り盛りしている。 スターバックスコーヒーは、インドでは海外資本の新興勢力にすぎない。 インディアン・コーヒーハウスで一番有名な店は、ケララ州の州都トリヴァンドラムにある。 外壁は赤煉瓦作りで、中はカタツムリのような螺旋状のスロープ作りとなっている。 2月の中旬、久しぶりにうまいコーヒーが飲みたいと思って、この店を訪れた。 スターバックスのコーヒーと比べて、値段は遥かに安い。 ホットコーヒー1杯わずか、15ルピー(28円)である。 軽食類も充実している。面白いのはインドでまず見ることのできない、牛肉(ビーフ)を使ったブリヤニがあることだ。 両方、注文してみた。 コーヒーは、ロブスタ品種を使っているが、アラビカ豆のテイストが少しする。ブレンドしているのだろうか? 濃さは十分で、飲みごたえがあり、価格以上の価値がある。 ブリヤ二は、牛肉を使っているのが珍しいが、普通の味だ。こちらは135ルピー(256円)とリーズナブルな値段。 牛肉を使ったブリヤニは、昔コルカタのムスリム街で食べて以来、10年ぶりである。 インドの民族衣装を着た、店員もサービス精神旺盛で、気軽に写真撮影に応じてくれる。 南インドのトリヴァンドラムだけでなく、北部の有名な避暑地シムラーにも支店があった。 そこでも、植民地時代の伝統建築をうまく活用した店づくりをやっていた。 読者の皆さんには、インドでコーヒーが飲みたくなった時はスタバではなく、インディアン・コーヒーハウスにいくことを強くお勧めしたい。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ ...

インド 生姜入り麦芽糖飲料のお得度は、☆5

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州都のトリヴァントラムに移動する。 トリヴァントラムの宿代は1100ルピー、古い邸宅の一室をゲストハウスとして旅人に解放していた。 AC付きの個室で、体調の異変に気づいた。ちょっと体がだるくなった感じがする。風邪を引いたようだ。 次の日になると、高熱は出なかったが、咽頭炎がひどく、声がカスれて出なくなった。 近くの病院に行き、ペニシリン系の抗生薬・解熱剤をもらう。 コロナウイルスかどうかは、検査薬がないので、担当した医者はわからないと言う。 三毛は喉がひどいだけだったので、細菌が原因の咽頭炎だろうと思った。熱は37度台だった。 もしコロナウイルスが原因なら、38〜39度台の高熱が3日程度は続くはずだ。 2〜3日、宿でゆっくりして、薬を飲んで治すことにした。 その日は宿で寝て過ごし、翌日昼過ぎには、体が軽くなり外出できるようになった。 レストランで、タンドリーチキンでも食べてを、体力をつけようと街を歩いてみる。 すると自転車の荷台に、大きな銅の甕を乗せて何かの飲み物を売っている、若者を見つけた。 銅甕の中を見ると、茶色のどろりとした液体がいっぱい入っている。味見をしてみると、ほんのりと甘い。 麦芽糖のようだ、生姜もたくさん入っている。店主に聞くと、喉の炎症を抑えて咳を鎮めるのに地元の人がよく買うそうだ。 値段はわずか10ルピー(18円)、チャイの価格と変わらない。 ちょうどいい、買って飲んでみた。 病で気が抜けた体に、麦芽糖と生姜の自然な治癒力が染み渡っていくのを感じた。おかげで三日目には、喉風邪は全快し、再び声を取り戻すことができた。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド ケララ州 麦芽糖の飲み物 10ルピー(19円)☆☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959