(実話)インド 看板の俳優にそっくりのイケメン

三毛が南インド、マドゥライにいた時のこと。 目の前に、麻薬のやりすぎで、頭がおかしくなったホームレスが一人座っていた。 中腰になって、小声でぶつぶつ独り言を言っている。 ふと上を見上げると、地元特産の肌着を宣伝する看板があった。 アナンドという名称で、肌着や下着を売る店のようだ。 白い肌着を着たタミル人が笑顔でこちらを向いている。 対照的な2人の姿が印象に残り、すかさず写真を撮った。 右脇を見ると、リアカーの荷台に座った一人の中年男性がいる。 なかなかのイケメンである。 あれっと思った。 さっき見た看板の男性にそっくり。 思わずあの看板の写真は、あなたですかと聞いてみた。 英語が通じなかったので、身振り手振りで話すと、ようやくわかってくれて、違うといわれた。 かっこいいですねというと、わかってくれたのか笑っている。 写真を撮ってもいいかと聞くと、快く応じてくれた。 白髪まじりなのと、目間の長さが少し違うだけで、私にはほとんど同じ顔に見えるが、どうだろうか? 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC 全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959