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インド ニューデリーの最新ショッピングモール タコベルのお得度は、☆3

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三毛はガンジス川源流の旅から、ニューデリーに戻った。 外は最高気温47度、エアコン付きの安宿に泊まっているので、部屋の中にいれば快適だ。 でも、昼間は観光にも出かけたい。 思案した結果、冷房が効いて快適に過ごせそうな、話題のショッピングモールに行くことにした。 その名は、D L Fモール。 街の東側にある地下鉄、ノイダ駅の近くにある。 2016年に開業した、インド随一の巨大モールだ。 中に入ると、アッパーミドルの市民をターゲットにしたブティックや、一流ブランドが入居している。 お台場のジョイポリスのような子供向けの施設や、室内ミニスキー場まであった。 三毛の目当ては、日本ではまず見かけないファーストフード店、タコベルを食べることである。 マクドナルドやKFC・ドミノピザは、インドで既に食べたが、お得度はイマイチだった。 マクドナルドやヒザハットは、☆4。少し、お得。 KFCはチキンの味自体が、日本とは全く違い、不味かった。☆1の最低評価である。 チキンタコスとフライドポテト、ペプシのセットを頼んだ。 値段は159ルピー(302円) タコスのサイズが、思ったよりも小さい。生地は、ロティよりも薄くしっとりとしている。 値段なりの量と味で、お得度は普通(☆3)である。 正直言って、期待はずれ。タコベルよりはマクドナルドや、ピザハットの方がお得感は高い。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド ニューデリー タコベル 159ルピー(302円)☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959 2024 年 2 月~ 7 月のインド・ネパール写真を、 Adobe stock ・フォト AC に追加しました。

インド ニューデリー ドミノ・ピザのお得度は、☆4

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インドでも遂に、ピザを食べることのできる時代が来た。 30年以上も前から、どこに行ってもカレーしかない、インドを旅してきた、三毛の素直な感想である。 今のインドではマクドナルドと同じように、ピザーラやドミノ・ピザの看板を街中で見かけることも多い。 ドミノ・ピザの方がピザーラよりも値段が安く、店舗数も多い。 ニューデリーでは、ランチメニューのキャンペーン価格で、100ルピーでペプシやサイドメニューもついていた。 IITの学生とピザの話をすると、ドミノピザはインドの学生には、あまり人気がないとのこと。 理由は単純明快、サイズが小さく、トッピングがピザーラと比べて貧相だからと言う。 安いだけでは、ダメなんですよと長身の学生は言った。 それでも私にとっては、カレー地獄を忘れさせてくれる、食べ物が手軽に選べるのは良いことだ。 読者の皆さんも、インドを旅してちょっと小腹が空いた時に、店に寄ってみると良いだろう。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド ドミノ・ピザ ランチメニュー 100ルピー(190円) ☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959 2024 年 2 月~ 7 月のインド・ネパール写真を、 Adobe stock ・フォト AC に追加しました。

インド ニューデリー アフガニスタン料理のお得度は、☆5

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7年前、インドを3ヶ月間旅行した時は、後半の1ヶ月には、インド料理に飽きてしまった。 食が細くなり筋肉もつかず、変な痩せ方をしたのを、三毛はよく覚えている。 今回の旅行では、そういうことは一切なかった。 体重は10キロ近く痩せたが、毎食お腹いっぱいになるまで、インド料理を食べ、果物ジュースやチャイをよく飲んでいた。 食費をケチることは一切せず、毎日マトンやタンドリーチキンを食べていた。 日中に街をひたすら歩いて、筋肉がつき、脂肪燃焼が進んだことで良い痩せ方ができた。 また旅の途中で、ネパールやラダックを数ヶ月旅して、油まみれのインド料理から一時的に離れることができたこと、も大きな要因の一つだと思っている。 他にも、ニューデリーなどの大都市で、インド料理以外のレストランを見つけることができたことも大きい。 今回は、インドのアフガニスタン料理を紹介したい。 インド滞在中で一番美味しく、ニューデリーに戻った時に、何度も通った店だ。 場所は、ニューデリーのメトロ、ラージプートナガル駅から北東に歩いて15分ほどの地区にある。 その一帯は、アフガニスタンから避難して来た人が、小規模なアフガン人街を作っている。 観光地でもなく、スーパーと食堂が何軒か並んでいる地区である。 最初に目についたレストランに入った。テーブルのほかに、座敷で靴を脱いで食べることのできるスペースがある。 この店の名物は、カブリプラオとケバブである。 カブリプラオとは、首都カブールの炊き込みご飯である。 ケバブは、シルクロードの内陸部、スタン系の中央アジアを旅した時に、よく食べた。 写真を見ると、どちらも肉の量が半端ない。そして、唐辛子が少なく塩味がメインである。 これはうまそうだ。カブリプラオとはカブール風の炊き込みご飯のことである。 ご飯はパラパラで甘みがある。干し葡萄の甘みと、塩味の効いたエンドウ豆が米に染み込んでいて、チキンの出汁も効いており、とても美味しい。 そして中に蒸したチキンが隠れているが、量が半端なく多い。プラオの鶏肉と、ケバブの羊肉で、お腹がパンパンになり、しばらく動くことができなかった。 付け合わせのナスのラザニア風と、レンズ豆の煮物、中央アジア風のナンはただである。 50ルピーのラッシーも頼んで、お値段はちょっと...

(実話)インド ニューデリー インド工科大学と地下鉄の壁画

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カースト制度が今でも根強く残るインド。 下層カーストの若者が豊かになるためには、テクノロジーを学ぶことが近道だ。 WEBプログラミングやAI関連の職業は、昔からあるカースト制度が定める仕事にはない、新しい職業だからである。 インド人は、知らない人でも相手の苗字を聞いただけで、瞬時にカーストや職業を推測することができる。 職業が分かれば、自分よりも収入が多いか、少ないかがわかる。 器量の狭い人では、それにより相手に対する態度を変えることもあるだろう。 三毛は、以前有名なインド映画で3idiots(日本名、きっとうまく行く)を見たことがある。 インドの名門大学IIT(インド工科大学)に通う3人の青年の物語だ。 3人の家族はそれぞれ、大富豪、平民、貧民の3パターンだった。 3人ともIITで学んだことで、その後の人生を確かなものにしたのを私はよく覚えている。 次にインドに行った時には、IITを見てみたいと思っていた。 特に、IITの学生と話がしたいと思ったのである。 IITを訪問した。今では地下鉄の駅名にもなっている。 印象的だったのは、駅の構内にあった壁画。 懸命にCPUと思われる壁を、落ちないように、何人もの人間がクライミングしている。 足場がほとんどない中、テクノロジーの壁を必死に乗り越えようとする姿は、印象的だ。 IITの正門についた。 警備員に中に入りたいと言ったが、招待状が必要と言われ断念。これは想定内。 三毛の目的は、優秀な学生と話をすることだったので、正門付近にいた学生に話しをした。 学内の話や将来の夢を聞いてみる。相手は日本人で、面識もないのにフランクに回答してくれた。 相手はメガネをかけた色白の痩せた男子学生、アーリア系の高カーストだろう。 将来はAI関連の仕事につきたいが、学内でも競争が激しく、同期で勝ち抜いても院卒の先輩が前に詰まっているので、良いところに就職するのが大変だと言う。 カースト制度の問題点を聞くと、今のインドでは下層カーストが優遇されすぎて、高カーストの職業選択が狭められて、逆差別になっているとのこと。 卒業後は、インドではなくアメリカの大企業で働きたいそうである。 現実は、映画のようにIITを卒業しても、簡単にハッピーエンドとはいかないようだ。 三毛は、地下...