投稿

ラベル(玉石)が付いた投稿を表示しています

ウルムチの省立博物館 ③

イメージ
 ウルムチの省立博物館 ③ 紀元前2800年頃にウイグル地方で生活していた古代遊牧民の衣装です。 帽子と靴、革製のレプリカだと思います。 西暦25年から200年の間に作られたと推定されるネックレスもありました。 こちらは本物です。メノウや半貴石が材料です。 一番左のネックレスは漢字が彫られていて、ウイグル地方に後漢王朝の文化が流れ込んでいたことを物語っています。 三国志時代の馬超が軍閥として有名ですね。羌族の騎馬部隊は雄強で恐れられていました。 当時の矢もありました。

ウルムチの省立博物館 ②

イメージ
 ウルムチの省立博物館 ② ウイグル地方の古代遊牧民の衣装ですが、アクセサリーの展示もありました。 (古代遊牧民の女性イメージ像) (白玉が素材の杖取手) (金の首飾り 後漢 三国志時代) (木製の櫛と銅鏡 後漢 三国志時代) いつの時代でも、女性は身だしなみに気を配っていたようです。コンパクトミラーの原型とも言えるでしょう。

烏魯木斉の玉石市場

イメージ
烏魯木斉の玉石市場 ウイグル自治区の省都、ウルムチにやってきました。 20年前と比べると、街はさらに中国化しており、中華建築や高層ビルが目につきます。 街中は再開発中で、ウイグル建築物の解体作業が至る所で進行中でした。 でも街を歩いている人々は、当時とさほど変わりません。中国人よりもウイグル人の方が多く目にします。 ウイグル人はテュルク系民族で、黄色人種の漢民族とは全く異なる風貌をしています。 トルコ人に似た彫りの深い白人で、ヨーロッパ風の美男美女が多いです。 でも彼らの話す公用語は中国語なので、奇妙な感覚を覚えました。 こういう光景を見ると、いよいよ西域の国にやってきたなという実感が湧いてきます。 市内に玉石のバザールがあるというので、行ってきました。 露店ではなく、古い商業ビルの中にありました。このビルが全て、玉石の商業施設というのはさすが中国でスケールが違います。 (通路に置かれた和田玉の巨大な原石) (建物内の玉石バザール) (バザールの風景) 絨毯を担いだ男性に話かけたところ、タジキスタンから玉と絨毯を売りにきたと言っていました。さすがはシルクロードです。 (展示されている玉の美術品)