生活資金は絶対に株式投資に使ってはいけない
生活資金は絶対に株式投資に使ってはいけない
そこには、たくさんの資産運用に関する本がならんでいる。
なかでも、良く見るのは「サラリーマンが株式投資で1億円作る方法」とか「2年で100倍に資産を増やすマル秘マニュアル」といった類の本である。
これを娯楽記事として読むのはいいが、その本のマニュアルどおり運用を真似しようとは思わないほうがいい。
絶対にいつか失敗するからである。そしてその失敗の原因に、自分が簡単に気付けないというおまけ付きである。後者の方が、より重いミスである。
それは「他人の物真似」しかしていないからだ。
投資の目標は、資産運用に成功して豊かな生活や豊かな老後を送りたいと言う人、が大半だろう。
だからよく運用に失敗する人は、まず目標金額を立ててそれが必ず成功すると考えて、無理な資産運用をしてしまう。
株式投資の比率を上げ、1銘柄で投資タイミングを分散せず、いちかばちかの勝負に出たりする。
そして、失敗する。かつて日本株ブルベアETFに集中投資して、1000万円を失った私のように!
成功よりも失敗、リターンよりもリスクに、重点を置いて運用方針を立てるべきである。
リスク管理だけが、自らコントロールできるものだからだ。
そして何よりも、老後の生活資金に使うためのお金を、株式投資してはいけない。
これは私が失敗からの体験談で得た教訓である。
株は余裕資金でやるものである。それが大原則だ!
(中国、四川省の都江堰)
蜀の天才軍師、諸葛亮は頻繁に氾濫する大河の流れを、この堤防で分けて、必要な水量だけを四川盆地に引き入れた。
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