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当座資金、生活資金、余裕資金を最初に決めてから資産運用を開始すること

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当座資金、生活資金、余裕資金を最初に決めてから資産運用を開始すること 相続や退職金などで、思わぬ大金があなたの懐に入ることがある。 そんな時、スケベ心を起こして、その全額を一気に株式運用に使おうとはしないことだ。 冷静になり、手持ちの資産を総点検すべきである。 そして借金を差し引いた、現在の純資産額があきらかになった後、月ごとの必要生活費をくわしく洗い出してほしい。 3つある資金の内訳をこれから説明する。 当座預金は、3ヶ月から6ヶ月間の当面必要な生活資金を指している。 郵便貯金や銀行預金といった、いつでもATMからお金を引き出すことができる流動性預金が一番適している。 保守的な人は、12ヶ月間に必要な生活資金でも良いだろう。 生活資金は、老後豊かに生活していくための資金である。私はこれを今後「いのち金(いのちがね)」と命名する。 それぐらい大切な資金である。もっと具体的に説明すると、これはあなたが定職をリタイアしてから死ぬまでに豊かに暮らす事のできるお金の必要総額を指している。 先ほど計算した月ごとの必要生活費に、医療費や旅行代などの娯楽費を加えた豊かな生活を送るための金額が、その基準となる。 あとはあなたがいつまで生きたいかを想像して、もし20年生きたいなら月ごとの「いのち金」生活費を240倍してやればいい。簡単に計算できるだろう。 余裕資金は、文字どおり「よゆうの」資金であるべきだ。それは生活に支障のない、万一なくなっても良い資金のことを指している。株式投資にはこの余裕資金だけを使うのだ。 決して当座預金や、生活資金の「いのち金」を株式投資やFXなどのリスク性商品に振り分けてはならない。 運用に失敗した時に、三毛イキルのように悲惨なことになってしまう! (インド西部のサム砂漠) これは私の墓標ですか?