(実話)マナリからラダック・レーに行く峠越えルートについて

酷暑期の3月〜5月に、北インドを旅する日本人バックパッカーは、避暑をかねてラダックを旅する人が多い。 ネパールから陸路でインドに再入国した三毛も、ニューデリーに戻ってから、暑さに耐えかねて、3日後にマナリへ向かった。 ワガ国境が紛争の影響で、今も外国人には閉鎖されていると言う、最新の情報を入手した。 その代替策として、これからラダックを目指す旅人もいるだろう。 夏場にマナリから、ラダックのレーに陸路で行ってみたいという向けに、この記事を執筆する。 夏場にマナリから、ラダックのレーに向かう交通手段は主に2つある。 ①民間の乗合タクシーや小型マイクロバスを使い、丸1日かけて行く方法 ②大型の公営バスを使って、途中の村で一泊し、丸2日かけていく方法 ②は運賃が安い(数百ルピー後半だった記憶?)が、揺れがひどくスピードが遅いし、途中の村のホテル代が高い可能性もあり、外国人旅行者は避ける傾向がある。 村のドミトリーに運よく泊まれた、韓国人とレーで立ち話をしたことはある。一年前の情報なので、今も泊まれるかは、わからない。 あなたの運次第だろう。 走行距離は472キロだが、途中には5000メートル級の峠が、いくつもある。 バイクをレンタルして、峠越えする人もいるそう。 高山病と雪道で転けたら、一瞬で命を落とすリスクがあるため、三毛はお勧めしない。 タイ人の猛者チャリダーがテントを持参して、重たい荷物を抱えながら、自転車で登っているのを見かけた。 2024年6月時点の料金では、①の場合ではセダンの運転席隣の位置だと、一人3500ルピー、後ろの席だと、3人掛けで一人3000ルピーだった。 これは、三毛がレーからマナリに戻った時に利用した乗合タクシーの値段だ。 シボレーのセダンで、乗り心地は快適だった。 結論から先に言うと、私は行き帰りに、シボレーのセダン乗り合いをお勧めしたい。 小さく小回りが効いて安全だし、スピードが出るので、小型マイクロバスよりも、4〜5時間ぐらい早く着く。 行きは18人乗りの旅行代理店が運営する、私営の小型マイクロバスを利用した。 マナリの旅行代理店で申し込みをして、運転手横の最前列の席を確保してもらった。 値段は3000ルピー、朝6時半に、宿の入り口まで来てくれた。 マナリのバス停まで行く必要がなく楽だった。 早朝なら、マナ...