ミャンマー 骨董品の漆器を探して バガン②

ミャンマー 骨董品の漆器を探して バガン②

敷地内には建物が3棟ありました。その1つは漆器博物館という建物です。

博物館の至宝はミャンマー仏教の経典です。写真撮影は可能でした。


これが経典。後ほど解説文を読むことにします。建物入り口に来ました。


入り口上部に漆器博物館という表示があります。黒地にゴールドの沈金が施された綺麗な看板です。


展示品はまだ少ないです。その多くはミャンマー漆器特有の仏塔をかたどった蓋がついた漆器です。

ミャンマー仏教の経典「カンマワーザー」一巻が展示されていました。一巻揃っているのは最近では珍しいと思います。経文を束ねる文字入りの赤い帯も付属されていました。


左側に説明文が英語で書かれていました。この経典に関しての解説です。

「経典を作るにはまず、貝葉に朱色の漆塗りをする。その後、裏表に金箔を押し、黒漆で経文を書くそうだ。

文字はパーリ語、ビルマ文字、シンハラ文字など上座部仏教を信じる民族の文字が使われる。これはビルマ文字と推測されるが、現代の書体とは異なる。」

私も20年以上前に、上の写真と同じ書体の経典をタイ北部の骨董店で入手しました。現在も貴重なコレクションとして、自宅に保管しています。

今回の旅で、経典の帯があるのがわかり、新たな発見がありました。

(次回へ続く)


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