烏魯木斉の玉石市場
烏魯木斉の玉石市場
ウイグル自治区の省都、ウルムチにやってきました。
20年前と比べると、街はさらに中国化しており、中華建築や高層ビルが目につきます。
街中は再開発中で、ウイグル建築物の解体作業が至る所で進行中でした。
でも街を歩いている人々は、当時とさほど変わりません。中国人よりもウイグル人の方が多く目にします。
ウイグル人はテュルク系民族で、黄色人種の漢民族とは全く異なる風貌をしています。
トルコ人に似た彫りの深い白人で、ヨーロッパ風の美男美女が多いです。
でも彼らの話す公用語は中国語なので、奇妙な感覚を覚えました。
こういう光景を見ると、いよいよ西域の国にやってきたなという実感が湧いてきます。
市内に玉石のバザールがあるというので、行ってきました。
露店ではなく、古い商業ビルの中にありました。このビルが全て、玉石の商業施設というのはさすが中国でスケールが違います。
(建物内の玉石バザール)
(バザールの風景)
絨毯を担いだ男性に話かけたところ、タジキスタンから玉と絨毯を売りにきたと言っていました。さすがはシルクロードです。
(展示されている玉の美術品)
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