ミャンマー 銀細工箱の由来を探して マハムニ寺院の銀細工骨董品②
ミャンマー 銀細工箱の由来を探して マハムニ寺院の銀細工骨董品②
マハムニ寺院の宝物庫に、20個ほど展示されていたミャンマーの銀細工箱「Silver Betel Container 」。
その中で、三毛が最もクオリティが高いと感じた逸品がこれです。
半月状の形をしており、上蓋の部分には花柄が中央に、その周囲を粒状の飾りが三重に取り囲んだデザインをしています。
一番外側の飾りは花の蜜を吸う鳥を表現している様です。
側面には、ツタをモチーフにした図柄の唐草文様。ツタの隙間から、何かの動物が描かれています。ネズミに少し似ていますね。
展示物のため、箱の裏側や底の部分はよくわかりませんでした。そういえば、これと同じ図柄は、三毛所持の銀細工箱にもありました。
この半月状の箱は、私の持っている蓋が完全に取れるタイプではなく、裏側に針金状の留め金があって180度、真後ろに開くタイプだと思います。
この小箱が三毛がミャンマーで見た中で、最も美しいと感じた銀細工の骨董品でした。
(次回へ)
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