ミャンマー 骨董品の漆器を探して バガン⑤
ミャンマー 骨董品の漆器を探して バガン⑤
教室の奥にある棚に、竹で編んだ下地の完成品が並べられていました。
花瓶状の下地が3つ、皿状の下地が50枚以上重ねられています。
接着した部分を乾燥させ、硬く丈夫にさせることで下地を強化しているようです。
それから塗りの作業となります。
上の作品は仕上げ前に何度か漆を塗ったものを、乾燥させている制作途中の作品です。土台となる底と、胴体の部分は黒を基調とした漆、器部分は朱色の漆を塗っています。
漆を何度も塗って乾燥させるという作業を10回以上繰り返します。本当に手間暇のかかる根気のいる作業です。
漆芸学校の教員達を更に指導する熟練工の男性指導教官がいるそうです。自らの工房を持っているそうです。
その指導教官が開いている工房を紹介してくれると言うので、昼食後に訪問することにしました。
(次回へ続く)
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