インド 古都オルチャ 生活骨董を探す旅④
インド 古都オルチャ 生活骨董を探す旅④
無事に旅の資金を確保した三毛イキル。これから3ヶ月ほどかけて、反時計回りにインドを1周することにします。
大晦日を仏教の聖地ブッダガヤで過ごし、日本寺で除夜の鐘をつき、年越しそばを食べました。
年が明けてから、定番の旅行ルートであるバラナシ・アグラに行きました。ここは4度目の訪問でが何度行っても良いところです。
そして、インドの中心部にある都市 Jhansi(ジャーンシー)の南にあるOrchha (オルチャ)へ着きました。ラージプート族の古い都市です。
ここは16世紀から18世紀末まで、ヒンズー教が厚く信仰されたラージプート王国があった街です。
世界遺産級の名所ではないため、田舎街の雰囲気がします。外国人観光客も少なく、のんびりできそうです。
実は意外とこういう所に、周辺の村から集まった生活骨董のお宝が眠っています。
今回、私が探すのは銅や真鍮でできたイギリス植民地時代に庶民が使っていた骨董です。私は金属製の骨董が好きなのです。
まずは宿に荷物を下ろしてから、観光名所のジャハーンギール・マハルに行きました。
砂岩でできたインド特有の城塞です。城の前は、小さな小川が流れています。河の奥にある高台に築城したことで、周りが自然にできた水堀で守られています。
そこには茶色い石橋が架けられていて、オレンジ色の修行僧が通りの人に喜捨を求めていました。
入場料を払い、城の中庭に来ました。中々見応えのある城です。
(次回へ続く)
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