三国志史跡「葭萌関」

 三国志史跡「葭萌関」

翌日の朝、重慶を出発し、四川盆地の北上に位置する広元市につきました。

四川盆地の中心部に位地する重慶とは違い、だいぶん気温が涼しくなりました。

街中を歩いていても、湿気は多いですが気温が低い分、不快感は感じません。

ここは紀元後200年の後漢時代、広漢郡が置かれ、成都の北にある梓潼を守る関所「葭萌関」が有名です。

また川の中洲に造られた昭化古城には、古い街並みが残っています。



博物館があるので、漢時代に出土された骨董品を見に行きました。


お墓の展示があります。


石棺


玉でできた花瓶


白玉で造られた、副葬品です。秦の兵馬用からの伝統ですね。

蜀の国は、玉の美術品が多く、シルクロード交易が盛んだったことがよくわかります。


これは後代の副製品です。

漢時代の人々は、玉でできた衣を全身にまとうと、体が朽ちないと信じていました。

実際に出土した時は、棺が朽ちており鉄製の剣も錆び、ひどい状態だったようです。






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