蘭州の青銅器文物

蘭州の青銅器文物

広元市を北上し、蘭州に着きました。この町は3度目の訪問です。

私が最初にこの町を訪れたのは30年以上前でした。

夜行列車で蘭州に到着した時、空気も悪く、物騒な街だという印象を受けました。

内陸部の工場地帯で、たくさんの労働者が農村から出稼ぎに来ており、治安が悪化していたのです。

改札口を出ると、職につけない若者が、中国人観光客に金をせびっていました。

私にも声がかかりましたが、彼らと同じくらい貧しい身なりだったので、すぐ解放されました。

当時と比べると、高層建築が立ち並び、雰囲気が一変しています。唯一、変わっていないのは中山橋の風景だけでした。


人々は豊かになり、カーキ色の人民服を脱ぎ捨て、おしゃれな洋服を着ています。

蘭州は観光名所に乏しいのですが、ラーメンと博物館は有名です。早速、見てみましょう。


(明代の金銅仏)


(清代の法螺貝)


(清代のチベット仏像)


(春秋時代の青銅器)
虎が羊を捕まえた瞬間を描いています。


(青銅製の天馬)
いちばん有名な展示物。
元々は武威市雷台の漢墓にあったもの。
騎馬隊の先頭に、この馬が配置されていました。






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