三毛イキルの現状

三毛イキルとは何者ですか?

三毛イキルは現在、広告業を生業とする個人事業主であるが、本業収入は極めて少ない。

それを補ってくれるのが、米国株の配当や外国債券からの利息である。

すでに退職金の一部、1000万はなくなってしまったが、それでなんとか食べていけるだけの収入を得ている。

とはいえ、貧民クラスの生活である。たまにラーメン二朗を食べるのだけが、楽しみだ。

ブログに自分語りはしないほうがいいと人から言われたが、ほとんど読者などいないだろうから、私の半生を記す。

私は、大学生の頃から「お金」が大好きな人間だった。貧乏で郵便貯金の残高が当初ゼロだったのだけは、はっきりと覚えている。

そこに生まれて初めてアルバイトをしたお金が、7万円ほど記帳された時の感動を、今でも忘れない。

「お金」が好きだったので、金融業界に就職した。

私にはうってつけの業界で、3Kと言われる個人相手のリテール営業からキャリアを始めた。ドブ板営業の新規開拓である。

数年間働いて、証券アナリストとFP技能士の資格をとった。さらに実績を積んで、専門職の金融トレーダーになり、首都東京に転勤した。

丸の内にあった某大手金融機関のディーリングルームで、朝から晩まで缶詰になって身を粉にして必死に働いた。

地下鉄で朝早く通勤し、深夜に家に帰るという、日光をほとんど浴びない生活を20年弱続けた。

金融業界はハードだったが、面白かった。第一線で資産運用の実践ができた経験は計り知れない。

途中、何社か転職し、最後に外資系金融機関で2年働いて、自らサラリーマンを辞めた。

不自由な会社勤めに嫌気がさした。何よりも自由になりたかった。

世界を自由気ままに旅したいと思ったのだ。

今は映像クリエイターとして、海外の街歩きをテーマに、自分が好きな海外の街で、好きな写真を撮っている。

堅実な人から見ると、今の私は小汚いバックパッカーで、有名企業の金融マンという道を踏み外した哀れな人間に見えるだろう。

でも、いま自分が好きなことを自由にやっている。それが一番大切なことだと思うのだ。


(マカオの下町)

暗く細い路地裏を歩いて、今まで生きてきました。

三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料)

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(終)




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