(投資)株式投資のリスク管理について①

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運用のリターンよりも損失が発生するリスクを常に留意せよ

2023年の3月11日に日銀から予想外の発表があった。

長期国債の買い入れ上限を、0.25%程度から0.5%程度まで引き上げるという。

これは、ほとんど市場参加者の誰もが予想しなかった結果であり、直後から相場はパニックに陥った。

金融緩和政策の継続が危ぶまれるのではないかとの懸念から、市場は円高株安が一気に進んだ。為替は5円近い円高となり、株価も700円近く下げた。

このように予測不能のイベント結果が発表されると、途端にマーケットは大きく反応する。

それは、まるで大きな風船が破裂して子供が大騒ぎするような光景だ。

個別の株式相場でも同様のことが起こる。業績の下方修正や工場の事故、競合他社の新製品発表など、予想外の悪材料に株価が過剰反応してしまう。

つまり、外部要因による株価の変動は、あなたが株をずっと保有する限り避けようがないということだ。

どんなに業績が堅調な株でも、すでに現在の株価に織り込まれていれば、ちょっとしたニュースで簡単に株価が下がってしまう。

だからあなたは株価の上昇に期待するよりも、損しないようにリスクをコントロールすべきなのだ。

実は資産運用では、攻めよりも守りの方がはるかに大事である。

肝心なことは、投資家はリターンをほとんどコントロールすることはできないが、リスクは、コントロールできる余地が大きいということだ。

一体どうするのか?

主な方法は、2つある。

①資金管理と業種分散・銘柄分散 ②注文方法自体の工夫、である。

これについては、次回詳しく説明したい。


(カザフスタン 味方を守る兵士の像)

アルマトイの公園にあった有名な彫刻家の像。生命を脅かすリスクに、全身全霊で立ち向かう気概を感じる。

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