(投資)株式の逆指値注文を活用したリスク管理方法②

投資が、好きな人向けの記事です。これでリスク管理方法のタイトルは終わりです。

株式の逆指値注文を用いて得た教訓と体験談

前回の続きである。

全てにおいてメリットしかない注文方法など存在しない。リスクをとるからこそ、リターンが得られるというのが、マーケットの原則である。

当然、逆指値注文にもデメリットは存在する。

それは、逆指値によるストップロス注文の水準を保守的に設定しすぎると、通常の相場変動だけで、すぐに損切りが発動してしまうことである。

私も最初に逆指値注文に慣れなかった頃、ストップロス額を低く見積りすぎて、数時間でロスカットした体験をした。

だから、日足のチャートを見て、過去一ヶ月の変動率が5%を超えていれば、次の一ヶ月に一度は損切りが発動するかもしれないと考えた方がいい。

体験談から得た逆指値注文の上手な活用法とは次の2つである。

あなたの教訓としてほしい。

まず1つ目は、対象銘柄の底値を見極めることで、通常の相場変動による損切りの発動を防ぐことである。

ダラダラと下がり続ける株価は、そのトレンドが続くことも多い。大底をつけてから投資しても遅くないのである。

2つめは逆指値によるストップロスの水準を広げることである。

マイナス5%の水準からマイナス10%に広げれば、その分だけ損切りが自動的に発動される可能性が低くなる。

また業種分散や銘柄分散により、あなたが保有する株の中身が適度に分散することも大切だ。

余裕資金としての株式資産総額で見た場合、業種別の分散効果により、損切りされる可能性は全体として低くなる。

なぜなら、すべての銘柄が同じ動きをするわけではないからだ。タバコ株が暴落した場合に、ヘルスケア株や医薬品株は上昇することが多い。

だから、あなたが好きで得意な業界の分析を、毎日続けていくことが大切なのである。

特定の業界に精通していれば、自ずと持ち株の癖もわかるようになるだろう。


(中国 成都の太極拳教室)

5歳児の生徒たちを、後ろから見守る道教寺院の石像。見ていて心がなごむ。

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