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インド レー 生乳ヨーグルト お得度は、☆5

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インドの食べ物は、辛いカレーだけではない。 甘党の人にも、大人気の食べ物がある。 その代表格が、ラッシーだ。 辛いインドカレーを食べた後に、冷えて酸っぱくて、とても甘いラッシーを飲む。 唐辛子でヒリヒリした口の中を、このラッシーで中和するのだ。 この味の変化を楽しめるようになると、インド旅行の深みに、あなたは足を踏み入れたことになる。 ラッシーは、インドの多様性を象徴するような食べ物である。 どんなに小さな街にも、チャイ屋とラッシー屋を見つけることができる。 グラスいっぱいで、チャイは10ルピー、ラッシーは50ルピーというのが、今の相場である。 場所によって、柘榴の実が入っていたり、アーモンドやカルダモンのかけらが入っていたりするのが面白い。 個人的には、パンジャブ州やグジャラート州、ラダックのラッシーが、お勧めである。 レーの繁華街にある、スンニ派の木造モスクのすぐ奥に、パキスタン系の住人が古くから営んでいる酪農ショップがあった。 この店のラッシーはうまかった。塩味と砂糖味の2種類がある。 値段は、一杯で60ルピー(110円)。 中央アジアの遊牧地帯に近づくほど、乳製品を上手に食材として提供するレストランが増える。 禁煙や禁酒が盛んな州では、甘党の人が増えるので、競争が激しくなり、味も良くなるのだろう。 ガイドブックでは、ジャイプルのラッシーが日本では最も有名だが、それよりも格段に安くて美味しかったのを覚えている。 読者の皆さんにも、滞在先でお気に入りのラッシー屋さんを見つけてほしい。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド 冷えたラッシー 50〜60ルピー(110円) ☆☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルの外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959 6000枚以上の写真を、無料ダウンロード公開中。 三毛イキルのYouTube動画(チャンネル登録をお願いします ✋ ) https://www.youtube.com/channel/UC...

インド レー パキスタン・ヨーグルト・スープのお得度は、☆5

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インドの最北端ラダック地方は、インドの秘境とよく呼ばれる。 冬はマイナス10度以下となり、雪が溶ける6月中旬〜9月末までの夏しか旅行できない。 陸路では、避暑地マナリから5000メートル級の険しい峠を丸一日かけて北上し、レーに行くルートが旅人には有名だ。 高山病を避けたい旅行者は、デリーから北西にあるカシミールに行く。 カシミール地方のシュリーナガルを経由して、ゆっくりと高度を上げていくのだ。 カルギルから、東にレーに向かう迂回路を、丸二日かけてレーへと到着する。 もちろん飛行機で飛ぶのが、一番楽だが、お金がない人も多いだろうし、陸路は道中の観光地や景色が最高だ。 中高年バックパッカーの三毛は、もちろん陸路で移動した。 節約できるし、景色が素晴らしい場所と言われるマナリの峠ごえルートは、素晴らしかった。 一度は体験してほしいと思う。 時計回りの迂回ルートは、州都シュリーナガルやカルギルを通るが、パキスタン国境とも近く、ムスリム文化が根強く残る地域。 以前から、印パ紛争の絶えない場所だ。 三毛が一年前に、旅行した時は、安全な場所だったが、最近では国境紛争があった影響で内紛が燻るので、街歩きをする際は少し注意が必要だ。 住民のほとんどがイスラム教徒で、女性は皆、ベールをかぶっている。羊使いの遊牧民も多い。 そんな遊牧民が日常的に食べる、イスラム教の影響を受けたパキスタン料理を、ラダックでは普通のレストランで食べることができる。 レーの中心部にあるシーア派ムスリム教徒が営んでいる、レストランで食べた料理はこちら。 酸っぱいヨーグルトスープに、まるまる大きなマトンがゴロンと入っていて、バターと胡椒・コリアンダーの葉で味付けしている。 香辛料と油を多用するインド料理のマトンカレーとは違い、日本人の口にも合って美味しかった。 値段はライスや辛い玉ねぎサラダもついて、220ルピー(420円)、街の繁華街裏通りのレストランなので、少し割高。 バスターミナル近くの食堂では、100〜150ルピーぐらいで食べることができる。 2泊3日でレーから小旅行で、パキスタン国境に近い街、カルギルまで行き、食べた料理はこちら。 カルギルは、チベット文化の濃いレーとは違い、住人はほぼイスラム教徒で、こんな大きなモスクが2つもある。 左のマ...

インド レー 西洋パン屋のお得度は、☆5

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三毛はマナリから標高5400メートルの峠を、丸1日かけて小型バスで越えて、ラダックのレーに到着した。 懸念していた高山病の症状は、全く出なかった。 マナリで長居していたので、高度調整がうまくいき、水分をよく摂っていたことも、幸いしたのだろう。 道中の景色は、本当に素晴らしかった。 マイクロバスの最前列の席で、ひたすらカメラのシャッターを切りっぱなしだった。 レーは、チベット文化が色濃く残った、インドでも異色の街だ。 そこに遊牧民のパキスタン文化が、少しミックスされているので、街歩きが面白い。 サマルカンドや万里の長城のように、世界を旅する旅人が一度はおとずれるべき場所の一つだろう。 白人、中でもユダヤ人が、この町に数多く滞在しているのをよく目にする。 また最近では、ウクライナ戦争で徴兵されるのを嫌がって、逃げ出したロシア人の若者も多い。 かつてのように、日本人旅行者はインドでほとんど見かけなくなった。 しかし、ここラダックのレーでは、1日に1〜2人ぐらいは、日本人が街中を歩いているのを見かけた。 白人が多いことはメリットもある。 兵役を終えて、長期休暇をとっているユダヤ人が多く住む地区では、美味しいパン屋を見つけることができるのだ。 レーでも、安くてうまいパン屋を見つけた。白人向けにカフェを出している店は、どこでもパンはうまい。 プレーンドーナツは1個50ルピー(95円)。 りんごのペーストがたっぷりと入った、細長いクロワッサン生地の菓子パンは1個60ルピー(114円)と納得の値段だった。 砂糖控えめで素朴な味わいが気に入った、りんごパンが三毛のお気に入り。 りんごは、この地方の特産品で、味は格別だ。 朝にチャイを飲んで小腹が空いた時に、よく食べていた。 うまいパン屋を見つけるコツは、長期滞在している白人が大勢居て長居している、カフェを見つけることである。 そこにはパン屋が併設しているので、テイクアウトするといい。 ユダヤ人は、退役してストレスを発散すべく、いつも羽目を外して大声を出し、ラダックでは厄介者になっている。 自宅に持ち帰り、ゆっくりとパンの味を楽しむことをお勧めする。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) レ...