インド レー パキスタン・ヨーグルト・スープのお得度は、☆5
インドの最北端ラダック地方は、インドの秘境とよく呼ばれる。
冬はマイナス10度以下となり、雪が溶ける6月中旬〜9月末までの夏しか旅行できない。
陸路では、避暑地マナリから5000メートル級の険しい峠を丸一日かけて北上し、レーに行くルートが旅人には有名だ。
高山病を避けたい旅行者は、デリーから北西にあるカシミールに行く。
カシミール地方のシュリーナガルを経由して、ゆっくりと高度を上げていくのだ。
カルギルから、東にレーに向かう迂回路を、丸二日かけてレーへと到着する。
もちろん飛行機で飛ぶのが、一番楽だが、お金がない人も多いだろうし、陸路は道中の観光地や景色が最高だ。
中高年バックパッカーの三毛は、もちろん陸路で移動した。
節約できるし、景色が素晴らしい場所と言われるマナリの峠ごえルートは、素晴らしかった。
一度は体験してほしいと思う。
時計回りの迂回ルートは、州都シュリーナガルやカルギルを通るが、パキスタン国境とも近く、ムスリム文化が根強く残る地域。
以前から、印パ紛争の絶えない場所だ。
三毛が一年前に、旅行した時は、安全な場所だったが、最近では国境紛争があった影響で内紛が燻るので、街歩きをする際は少し注意が必要だ。
住民のほとんどがイスラム教徒で、女性は皆、ベールをかぶっている。羊使いの遊牧民も多い。
そんな遊牧民が日常的に食べる、イスラム教の影響を受けたパキスタン料理を、ラダックでは普通のレストランで食べることができる。
レーの中心部にあるシーア派ムスリム教徒が営んでいる、レストランで食べた料理はこちら。
酸っぱいヨーグルトスープに、まるまる大きなマトンがゴロンと入っていて、バターと胡椒・コリアンダーの葉で味付けしている。
香辛料と油を多用するインド料理のマトンカレーとは違い、日本人の口にも合って美味しかった。
値段はライスや辛い玉ねぎサラダもついて、220ルピー(420円)、街の繁華街裏通りのレストランなので、少し割高。
バスターミナル近くの食堂では、100〜150ルピーぐらいで食べることができる。
2泊3日でレーから小旅行で、パキスタン国境に近い街、カルギルまで行き、食べた料理はこちら。
カルギルは、チベット文化の濃いレーとは違い、住人はほぼイスラム教徒で、こんな大きなモスクが2つもある。
左のマトンブリヤニとチャイも、一緒に注文して、480ルピー(910円)
遊牧民らしい羊の肋骨肉を炭焼きして、皮をパリパリにした後、塩をふりかけただけの素朴な料理。
中国の北京ダッグのように、マトンのカリカリした皮を楽しむ料理だった。
肋肉の炭焼きは辛くなく、とてもおいしかった。
インドを堪能した後は、いつかパキスタンに行って、本場の料理を堪能したい、そんな衝動に駆られる料理だった。
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三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5)
インド レー ヨーグルト・羊肉スープ 220ルピー(420円)☆☆☆☆☆
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価値観が全く違う外国の日常生活、誰もが憧れる下町の路地歩き、ゆるく生きる野良犬や野良猫などの動物観察がメインテーマ。中高年バックパッカーの旅人目線で、これは面白いと感じた瞬間を撮影しました。
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