タイ バンコク ナムトク線の日帰り旅行(前編)
30年前に、一度だけバンコク郊外の川沿いにある街、カンチャナブリにいったことがある。
第二次世界大戦で、映画「戦場に駆ける橋」の舞台になった街だ。
ファランポーン駅から、土日の朝6時30分に観光列車がある。
沿線の巨大仏塔のある街ナコームパトムや鉄橋の街、カンチャナブリに途中停車して、終点のナムトク駅まで行く唯一の列車だ。
全席指定席の観光列車だが、ローカルな普通列車を転用しているので、料金はそんなに高くはない。
エアコンなしの3等客車で、120バーツ(600円)。
早速、タイ鉄道の予約サイトで、チケットを購入した。
ナムトクの滝は避暑地として有名で、この安いチケットは人気がある。
電車の出発は、朝6時30分。
近くの宿を早起きして、夜明け前の薄暗い運河沿いの道を歩いて、駅に向かう。
駅に着いたのは、5時50分。まだ日の出前だ。
駅のホームで冷たい缶コーヒーを買って、ベンチで出発を待つ。
始発駅の車止めの上に、小さな野良猫が寝ていた。
とても人馴れしていて、大勢の観光客が周りにいても、そのまま熟睡している。
旗を持った車掌が、そのキジトラ猫の頭を撫でると、細目を開けて、短い声でニャンと小さく鳴いた。
車掌に聞くと、この猫とは顔馴染みで、いつもこの車止めの上で寝ているそうである。
朝からほっこりした。いい1日になりそうな予感がした。
列車は、定刻6時半に出発。8時20分にナコームパトムで途中下車。
ここも2度目の訪問だが、仏塔と寺院を訪問して、旅の無事を祈る。
帰り道に、昼食とデザートのロンガンを購入。
ロンガンは1Kg25バーツで安い。
10時過ぎに、カンチャナブリに到着した。
写真や動画を撮って、旅の記録とする。
季節は10月中旬、雨季の終わりとはいえ、まだまだ昼間は蒸し暑い。
鉄橋を端から端まで歩いて、動画を撮った。