タイ バンコク 河口地帯 パクナーム市場の日帰り旅行
バンコクの高架鉄道BTSのスクンビット線は、2018年に南東へ伸長した。
以前は、トンロー駅が最終駅だったが、今はサムットプラカーン州、ケーハ駅が折り返しの終点となっている。
その3つ手前の駅に、昔ながらの港町、パクナーム駅がある。
Googleマップを見ると、この駅の南にある河口に面した魚市場から、対岸の中洲へと渡し船が出ているようだ。
対岸にある海軍要塞跡地の島や、古い寺院にもいけるというので、このローカル船に乗りたいと、三毛は思った。
2025年のバンコクは、雨季明けが不安定で、スカイトレイン(BTS)に乗っている時にもスコールが降った。
BTSナナ駅からパクナーム駅へは1時間ほどかかったが、パクナーム駅に到着した時には、運よく雨が止んだ。
駅を出ると、屋台が道の両側に立ち並んでいて、何かのお祭りをやっているようだ。
タイ人に人気のお寿司や、ローカルフードの甘いちまきを買って、朝昼兼用の食事にした。
10分ほど歩くと、昔ながらのブリキ屋根の巨大な魚市場が見えてくる。
近隣の海や、河口で釣った新鮮な魚が、多く売られていた。
市場の奥に、渡し船の乗り場があって、入り口のゲートを通過するときに、料金を支払う。
値段は、わずか片道6バーツ(30円)。
チャオプラヤ河の河口を、右岸から左岸に反時計回りで、交互に渡しているようだ。
対岸の乗り場に着くと、老朽化し使えなくなったフェリーが、何隻も係留してある。
そちらにも、小さな市場があって、お菓子や日用品、服を売る店がいくつかあった。
市場を抜けると、19世紀に建てられた巨大寺院が見えてきた。
縞模様の線が入った白い仏塔で、中央に赤い飾り布が架けられている。
仏教のお祭りをやっているようで、境内にも出店があって、参拝客で賑わっていた。
観光客は、お参りの前に小さな金箔を買って、景内の仏像に貼り付けてから、熱心にお祈りしている。
三毛も、これからの旅の無事を、仏様にお祈りをした。
白い仏塔に行くと、かなり古く大きい仏塔のようだ。
こちらも100年以上前に建てられたもの。
よく見る黄金色の仏塔と違って、白い色の仏塔も良いものだと感じた。
中洲にある海軍要塞跡地の島には、この寺院近くの建物の3階にある吊り橋を渡って、行くことになる。
吊り橋を渡ると、マングローブ林に木製の遊歩道があった。
遊歩道を抜けると、半地下の古い要塞や、レンガでできた工場の跡地がある。
突き当たりには、軍人の像を祀った広場があって、チャオプラヤ河の河口が見渡せる公園になっていた。
インスタ映えするような場所で、家族づれやカップルが、写真を撮っている。
帰りも渡し船に乗って、パクナーム駅へ戻った。
港町ののんびりした雰囲気が、バンコクの忙しなさとは対照的で、とても良い旅だった。
バンコクの観光に飽きた人に、お勧めしたい場所である。
三毛イキルの外こもり写真(Adobe stock トライアルDLは無料です)
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