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インド ルンギとドーティは、どっちがお得?

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南インドのケララ州やタミルナドゥー州では、中高年インド人男性の半数が、スカートを履いている。 ルンギやドーティと呼ばれる、一枚のヒラヒラした布を2つ折りにして、腰に巻き付けている。 年中、真夏で蒸し暑い南インド。 薄手の綿や、化繊の生地で作られたこの腰布は、とても風通しがよく、パンツが蒸れない。 裾の長さを自分で自由に調節できるので、長ズボンにも、短パンにもできる。 時には、昼寝をする時の、敷物がわりにもなるし、川で水浴びをした後に、タオルの代わりとしても使える。 便利なこと、この上ない。 ルンギの方が生地が厚く化繊が混じるものもあり、低品質。長さが2メートルほどで短い。 だから、100ルピー(190円)ほどから買うことができる。 ドーティは長く、倍の4メートル以上ある。そして綿100%で光沢があり、値段が高い。 機械織だと500ルピー(950円)から、手織りだと1000ルピー以上はする。 どちらがお得だろうか?使い倒すならルンギの方がいいが、甲乙つけがたい。 普段着と晴れ着のどちらが得か、という比較になるからだ。 三毛は、両方買って自宅に保管している。 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959

インド 果物ナイフのお得度は、☆5

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三毛は、果物が大好きである。 外こもりのメリットの一つに、日本にはない旬の果物を、安く大量に食べられるというのがある。 雨季のタイを旅行する楽しみは、日本では高くて食べられないドリアンや、マンゴスチンを安く、お腹いっぱい食べることである。 インドのケララ州に到着したのは、2月の中旬。 まだ、マンゴーの季節には、ちょっと早い。 南インドでは、マスカットの種無しブドウが、これから出回るかという季節である。 4月から5月の酷暑期になると、インドではどの街でも、マンゴー売りの屋台が路上に出て、商売を始める。 100ルピーも出せば、右手1個分の熟れたマンゴーが3〜4個は手に入る。 マンゴーの皮を剥くためには、果物ナイフが必要だ。 それも、切れ味が悪いナイフの方がいい。 バッグに入れて持ち歩くときに、刃が鋭いと手に怪我をしてしまうからだ。 だから、刃引きしたステンレス製の果物ナイフが、一番使い勝手が良い。 水郷クルーズで有名な街、アレッピーを街歩きしていると、金物屋さんを見つけた。 中に入ると、鍋や銅のコップが棚に所狭しと並んでいる。 隅っこに、安物のナイフがあった。生産地も書いていない、インド製か? 値段は、たったの15ルピー(28円)。 切れ味は悪く、果物を切ったり、皮を剥くのに最適である。 これが、後のインド旅行で、いちばん三毛の助けになる、旅の相棒となる。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド製 果物ナイフ 15ルピー(28円)☆☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959

インド コーチン 魚ミールスのお得感は、☆5

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今回、三毛がインドで初めに滞在した場所は、ケララ州のコーチンである。 アラビア海に面した海沿いの街。 当然、バナナの葉に魚カレーが、わんこそば状態で供されるミールスが、一番うまいと相場が決まっている。 ガイドブックではなく、ホテルの従業員に、地元で安くてうまいレストランを聞くのが、三毛がレストランを探すいつものやり方である。 スタッフに教えてもらった、こちらのレストランで初インドの昼食を決定。 英語名の表記がなく、店名を伝えられなくてスミマセン。ケララ文字は、私には読めない。 街の中心部にあったので気になる人はこの写真を現地の人に見せてください。 北インドと比べて、まだ物価の安いケララ州。 200ルピーを切ったコスパの良さは最高だ。地元の中間層で、人気の激混みレストランだった。 魚料理なので、デリーなら倍の400ルピーを超えていても、全く違和感のないレベル。 幸先の良い、スタートを送れて満足だった。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) コーチン 人気レストランの魚カレー 189ルピー(360円) ☆☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959

(投資)株式投資のリスク管理について①

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外こもりするにも、お金が必要です。 昔作っていた、投資に関するブログを公開します。 資産運用が好きな人だけ、読んでください。 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959 運用のリターンよりも損失が発生するリスクを常に留意せよ 2023年の3月11日に日銀から予想外の発表があった。 長期国債の買い入れ上限を、0.25%程度から0.5%程度まで引き上げるという。 これは、ほとんど市場参加者の誰もが予想しなかった結果であり、直後から相場はパニックに陥った。 金融緩和政策の継続が危ぶまれるのではないかとの懸念から、市場は円高株安が一気に進んだ。為替は5円近い円高となり、株価も700円近く下げた。 このように予測不能のイベント結果が発表されると、途端にマーケットは大きく反応する。 それは、まるで大きな風船が破裂して子供が大騒ぎするような光景だ。 個別の株式相場でも同様のことが起こる。業績の下方修正や工場の事故、競合他社の新製品発表など、予想外の悪材料に株価が過剰反応してしまう。 つまり、外部要因による株価の変動は、あなたが株をずっと保有する限り避けようがないということだ。 どんなに業績が堅調な株でも、すでに現在の株価に織り込まれていれば、ちょっとしたニュースで簡単に株価が下がってしまう。 だからあなたは株価の上昇に期待するよりも、損しないようにリスクをコントロールすべきなのだ。 実は資産運用では、攻めよりも守りの方がはるかに大事である。 肝心なことは、投資家はリターンをほとんどコントロールすることはできないが、リスクは、コントロールできる余地が大きいということだ。 一体どうするのか? 主な方法は、2つある。 ①資金管理と業種分散・銘柄分散 ②注文方法自体の工夫、である。 これについては、次回詳しく説明したい。 (カザフスタン 味方を守る兵士の像) アルマトイの公園にあった有名な彫刻家の像。生命を脅かすリスクに、全身全霊で立ち向かう気概を感じる。

インド ケララ州 公営宝くじのお得度は、☆2

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ケララ州のコーチンで、街中を歩いていると、宝くじを売っている店を見つけた。 日本や中国のように、宝くじ専門の店ではない。 右上にStatelotteryとあるように、ケララ州政府が発行した宝くじである。 それを庶民の雑貨店が、自宅店舗の軒先で、他の商品と一緒に売っている。 自転車の荷台に宝くじの箱を入れて、移動しながら売っている人もいる。 タイやミャンマーと似た、宝くじの売り方のようだ。 価格は1枚75ルピー(142円)、意外と高い。 券面を見ると、左にも10、40と数字があることから、一番安いものが10ルピー(19円)なのだろう。 券面を見ると英語の組み番が2桁、数字が6桁である。 そのうち、変動があるのは組み番が下1桁、数字が6桁分である。 日本の宝くじよりも、1桁だけ変動する数字が少ない。 1等は、150万ルピー(285万円) 10ルピーの券面に相当する当選金のようだ。 日本だと100円の宝くじで、約1400万円が、1等で当たる感覚である。 日本のジャンボ宝くじの当選確率は、1000万分の1である。 ちょうど神奈川県の人口の923万人に一人が当選するイメージだ。 それよりは、当たりやすい確率である。でも当然その分だけ、もらえる金額は低くなる。 あなたは、宝くじを買う人だろうか? ケララ州の道路を掃除する清掃人の日当は250ルピー。道路を清掃する7人の女性が共同購入し、1年前に当選したそうだ。 家族のために貯金して、7人ともキツイ清掃の仕事は続けるという。 あなたは、宝くじを買う人だろうか? いずれにせよ、貧乏人が苦境から脱する一つの方法であることは間違いない。 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) ケララ州公営の宝くじ 75ルピー(142円)☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥

7年ぶりのインド マサラチャイのお得度は、☆5

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2024年2月中旬、1週間ほど滞在したクアラルンプールを、夕方にエアアジアで出国。 機体は大きなトラブルもなく、定刻の 22 時 35 分に南インド ケララ州のコーチンに到着した。 航空券の代金は片道で13700円ほど。 2017年の2月にエアアジアで同便をコーチン発で利用したときは、7290円だったので随分と高くなったものだ。 南インドとはいえ、クアラルンプールと比べて、経度は北に位置するので、夜はすこしひんやりとしている。 空港近くのエアコン付き安宿(1110ルピー)に泊まり、翌朝に空港近くの食堂で、好物のチャイを飲む。 朝一に飲むミルクティーは、日本でも欠かせない。朝食代わりなので、ミルクをたっぷりと入れて、毎日欠かさず飲んでいる。 ナツメヤシが生い茂る木陰の中で飲む、本場のマサラチャイは格別の味だ。 南インドの人気店では、チャイには生姜や胡椒、カルダモンが入っていることが多い。 それでも小さなグラスで一杯わずか10ルピー(19円ほど)。 8年前はチャイは5ルピーだった。庶民の生活必需品チャイの物価が倍になっているということは、色々と考えさせられる。 インド国民の所得も、同じ割合で増えたということだろう。 7%の複利で資産を運用すると、10年ほどで倍になる。 また72を金利で割ると、元本が2倍になる目安となる年数がわかる。 8年で倍の値段になっているということは、ケララ州の経済成長が名目ベースで毎年9%以上の成長を遂げているということかと、三毛は思った。 今の日本では、考えられないスピードでインド経済が発展しているのを、チャイを飲みながら実感した。 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) マレーシア KL 〜 インド コーチンの航空券 片道で13700円  ☆☆☆ 東京からデリーはベトジェットが一番安い、片道3万円ほどで行ける。 インドのチャイ 10ルピー(19円ほど) ☆☆☆☆☆ 10ルピーでも、ミルクやマサラ、燃料代を考えると激安でコスパは良い。まさにインドの国民的ドリンクにふさわしい。 ¥¥¥...