インド ルンギとドーティは、どっちがお得?

南インドのケララ州やタミルナドゥー州では、中高年インド人男性の半数が、スカートを履いている。 ルンギやドーティと呼ばれる、一枚のヒラヒラした布を2つ折りにして、腰に巻き付けている。 年中、真夏で蒸し暑い南インド。 薄手の綿や、化繊の生地で作られたこの腰布は、とても風通しがよく、パンツが蒸れない。 裾の長さを自分で自由に調節できるので、長ズボンにも、短パンにもできる。 時には、昼寝をする時の、敷物がわりにもなるし、川で水浴びをした後に、タオルの代わりとしても使える。 便利なこと、この上ない。 ルンギの方が生地が厚く化繊が混じるものもあり、低品質。長さが2メートルほどで短い。 だから、100ルピー(190円)ほどから買うことができる。 ドーティは長く、倍の4メートル以上ある。そして綿100%で光沢があり、値段が高い。 機械織だと500ルピー(950円)から、手織りだと1000ルピー以上はする。 どちらがお得だろうか?使い倒すならルンギの方がいいが、甲乙つけがたい。 普段着と晴れ着のどちらが得か、という比較になるからだ。 三毛は、両方買って自宅に保管している。 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC 全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959