当座預金の資産運用について
当座預金はインターネット専業銀行の普通預金を使う。
当座預金は文字通り、さし当たって必要な居住費や食費を、すぐに使えるようにするための資金である。
あなたが資産運用にとりかかる前に、資産の棚卸しと毎月の生活費を明らかにすることが大切だと前に述べた。
月ごとの生活費をあなたがしっかりと把握しておけば、当座預金がどのくらいの額必要なのかすぐに分かるだろう。
このブログを見ている読者で、インターネット専業銀行を持っていない人は、少ないと思う。
振込がクリック一つで簡単、金利も高く、リアルタイムで資金の出し入れが確認できるメリットは計り知れない。
また、証券口座やFX口座への紐付けも容易にでき、もしあなたが海外に自分の口座を持っていれば、簡単に国際送金もできる。
いちばん重要なことは、あらかじめ必要な資金を分別管理しておけることだ。
私は年に1回、毎年1月はじめに、当座預金として必要な額を債券の利息や株式の配当金から、このインターネット口座に充当している。
「当座預金、生活資金、余裕資金」
これを私はそれぞれ「つかう金、いのち金、ふやし金」と呼ぶことにしている。
この3つを明確に分け、それぞれの口座を独立させることで、身の破滅を防ぐようにするべきだ。
かつての私は、これを混同してしまい、退職金1000万円を失ってしまった。
あなたは、私と同じ失敗を絶対に繰り返してはならない。
(中国 重慶郊外の船着場にあった銅像)
あらかじめ3つに資金を分けること、それが大切だ。
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