インド ハイデラバード ラマダン限定のハリーム お得度は、☆4
インドでも、特にイスラム教徒が多い大都市、ハイデラバード。
3月中旬、いよいよイスラム断食の期間であるラマダンが始まった。
ラマダン期間中、イスラム教徒は太陽が出ている間は、食べ物を口にすることが一切できない。
水を飲むことすら、許されない。
ムスリム街は、ほとんど店じまい状態である。空腹と暑さで、やる気が出ないのだ。
日中にひっそりとオープンしていた、下町のレストランに入った。
数人の現地人が、バツが悪そうに食事をしている。
ヒンズー教徒や外国人、病人や肉体労働者は、許されるということか。
三毛は、イスラム教をあまり知らず、ラマダン期間中でも、水を飲むぐらいは大丈夫だろうと思っていた。
だが、レストラン従業員のムスリム教徒に聞くと、どんなに暑くても、水を飲んでいないとのこと。
腹が減るのはいいが、喉が乾くのはきついよと、正直に告白してくれた。
そのレストランは、入り口に黒いカーテンをかけており、中が見えないようになっていた。
日没後、街の通りは一変する。
路上には、タンドリーチキンを焼く屋台が出て、食べることができる喜びを一緒に分かち合う。
ハイデラバードでは、ハリームというラマダンの期間中だけ食べることのできる有名なスープがある。
チキンやマトンを長時間煮込んで、ドロドロにしたスープだ。チーズをかけて食べると美味しい。
値段は200ルピーからと、ちょっとお高め。
期間限定の料理のため、大きめのレストランなら、看板を掲げてハリームを食べれると広告を出す。
店の前では大きな鉄釜を並べて、昼過ぎから肉を煮込んでいるので、食べられる店はすぐにわかる。
一度、どんなものか食べていても良いだろう。
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三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5)
インド ラマダン期間中 ハリーム 200ルピー(380円)☆☆☆☆
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