インド ハンピの炊き出し飯のお得度は、☆5

三毛が、インドのカルターナカ州のハンピにいた時の話。

ハンピは岩だらけの荒涼な地に、川が流れているだけの小さな村だ。


600年ほど前には、南インド一帯を支配していた、ヒンズー王国の首都だった。


数多くの宮殿やヒンズー教の寺院が、廃墟となって散財している。


今では世界遺産となっており、多くの外国人観光客が訪れる。


インドを旅する人はハンピの風景は、インドで5本の指に入るという。


私も同感だ。三毛がハンピに来たのは、これで2回目。


前回、ボールペンをあげた貧しい小学生の女の子は、高校生になっている頃だろう。


ここの風景は、言葉では表現できないほど、素晴らしい。


インドでありながら、中東やエジプトを旅している気分にさせられるような場所だ。


かつては、遺跡の中にある小さな集落に宿を取ったが、政府の方針で大部分のゲストハウスが立ち退きして、郊外の集落に引っ越した。


数件のゲストハウスが、強硬に反対して居座っているが遺跡の真ん中で、立地が良いことをよくわかっている。


とても強気の値段で、AC付きで昔の3倍ぐらい、3500〜4000ルピーまで値上がりしていた。


手頃な宿を探すにはニューハンピ、と呼ばれる新しくできた南の地区に留まることをお奨めする。


ここではAC付きの個室宿が、800〜1000ルピー前後で利用できた。


遺跡に行くためには、1時間ごとに走っているローカルバスを利用すれば、20分ほどで着く。


ニューハンピを散策していると、ちょうど地区でヒンズー教のお祭りをしている最中だった。



少数民族出身の老女が、ピンクと赤の綺麗な衣装をきて、椅子に座っていた。


彼女に手招きされて、集まりに行くと、祭りの最中でお前も炊き出し飯を食べていけという。



村人の好意に甘えて、炊き出しをもらった。スプーンなどはなく、みんな手で食べている。



肉は入っていない、ベジタリアン向けのミールスだ。


ターメリックと塩豆で味付けされた飯は、辛くなく素朴な味で美味しかった。


白いものは、ライスとミルクを甘く煮込んだデザート。ナスをトマトと香辛料で煮込んだ野菜炒めも絶品だった。


外こもり中、街を歩くと結婚式やお祭りに招待されることが、よくある。


地域の習慣や食事を知る良い機会なので、積極的に参加することをお奨めする。


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三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5)


インド ハンピの寺院炊き出し飯 無料 ☆☆☆☆☆


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