インド ムンバイ 救世軍ゲストハウスのお得度は、☆4
三毛は、3月中旬にプネーから夜行列車で、早朝にムンバイに着いた。
ラマダンが始まって、すぐの時期だ。
世界遺産のチャトラパティ・シバジーターミナス駅(CST)には、駅に沿って遊歩道があり、朝から日雇い労働者が魚を運んでいる。
三毛が過去5回、インドを旅した中で、最も好きな街を5つ挙げるとすれば、ムンバイは筆頭候補の1つだろう。
イギリスの植民地文化が、街中に程よく残っていて、街歩きをするのがとても面白い。
また、インド有数の大都会のため、貧富の格差が信じられないほど、街中で目立つのも興味深い。
例えば、インド門の近くに最低一泊500ドル以上はする、有名なタージホテルがある。
その数ブロック先には、三毛が昔、よく利用していた一泊5ドルのサルベーションアーミー(救世軍GH)が今も残っている。
すぐ近くにあるのに、宿泊代の格差は、なんと100倍以上だ。
救世軍でチャイの値段は10ルピー(19円)だが、向かいの建物にあるスターバックスのコーヒーは一杯200ルピー(380円)もする。
最後に救世軍GHに泊まってから、コロナ禍もあって8年が経過した。
インフレでどのくらい宿泊料が値上がりしたか、気になったので再訪問してみた。
ドミトリーで600ルピー(朝食込み)。
インドで宿泊料が最も割高な街ムンバイで、ほとんど値上がりしていない。
三毛が以前に泊まったときには、ドミトリーの窓にあるサッシの網戸が壊れていた。
持参した蚊帳がないと、蚊に刺され放題でまともに寝れない環境だった。
南京虫はいなかったのだけは、よく覚えている。
昔と比べると、年をとって余裕ができ、エアコン付きの個室でないと、インド旅行できない体になってしまった。
世界のバックパッカーの間で、伝説の宿と言われる有名どころは、店主の高齢化や老朽化、再開発の立て替えで最近廃業が目立つようになっている。
バラナシの久美子ハウスや、マカオの皇宮賓館も無くなってしまった。
この宿の寿命も、そんなに長くはないだろう。
10〜20代の金欠の若者には、インド旅の思い出として、ここに一度は泊まることをお勧めする。
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三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5)
インド ムンバイの救世軍GH 600ルピー(1140円)☆☆☆☆
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