インド ウダイプル マトンケバブのお得度は、☆4

最近では都内でも、シシケバブの店をよく見る。

クルクル回る炭火のチキンをナイフでスライスして、ピタパンに挟んで出す軽食である。


トルコ人を自称するクルド人が、オーナーになっている店が多い。


でもこのシシケバブ、日本に来た由来を調べてみると、最初はシーク教徒のインド人が広めた料理なのである。


料理名はシークカバーブ(シーク教徒のケバブ)で、ひき肉にしたマトンを串に刺して焼いたもの。


だから調理法も、肉の食感も全く違う、別の料理だったといえる。


実際インドを旅すると、ケバブという料理はスパイスを加えたマトンやチキンの挽肉料理であることが多い。


そんなことは露知らず、三毛は4月の中旬、湖に浮かんだ宮殿で有名なインドのウダイプルにいた。


インドに来て2ヶ月が経ち、毎日タンドリーチキンやカレーばかりで、そろそろ飽きてきた。


肉をシンプルに焼いただけの、串焼き料理がないか探して、シシカバブの店があると聞いて、レストランにやってきた。



コロナ前に中央アジアを旅して食べた、ミンチではないひとくちサイズの肉を串に刺して焼いたケバブが食べたかった。


スタン系国家では、これをシャシリクと呼んでいた。


期待に胸を躍らせて、マトン・シシケバブとラクナウ・ケバブを注文する。


出てきた料理はこちらだった。



ミンチを串焼きにしたものと、鉄板焼きのハンバーグである。

正直がっかりした。


でも食べてみると味は悪くない。


辛くしないでと注文前にお願いしたので、唐辛子はほとんど入ってなく、ハーブ風味で美味しかった。




こういう勘違いも、旅行には付き物である。そういうのを楽しめるようになればいい。


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三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5)


インド ウダイプル マトン・シシケバブ 100ルピー(190円) ☆☆☆☆


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