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(投資)証券アナリストとは

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  証券アナリストとは 一般的に証券アナリストは、公益財団法人 日本証券アナリスト協会が認定した証券アナリストのことを指す。 公的資格ではないので、資格を持たない人でも、我こそは証券アナリストだと言えば自称なれる。 だが、証券アナリスト協会に所属した検定会員としての称号は使うことはできない。 検定会員とは協会が定めた所定の通信講座を受け、それに基づく試験に合格し、一定の要件を満たすことで認定される資格である。 それは、その人が金融・投資のプロフェッショナルであることを証明している。 証券アナリストの主な活躍分野は、企業・産業調査をするリサーチアナリスト、経済を分析するエコノミスト 投資戦略をするストラテジスト、投資運用をするファンドマネージャー、企業金融に携わるインベストメントバンカーなど多岐にわたる。 今では銀行や証券会社だけでなく、事業会社のIR担当者や財務担当者もこの資格を持っている人が多い。 大昔に、三毛イキルも通信講座を受けて最終試験に合格し、証券アナリスト検定会員(CMA)の資格をとった。 当時は合格率は40%ぐらいだったので、真面目に試験勉強していれば誰でも受かることのできる資格だった。 私は証券会社の地方支店で、きついリテール営業をしながら、平日深夜や土日に猛勉強して入社3年目でこの資格を取った。 経済学部出身でなかった私は、金融の専門知識に欠けていた。 この通信教育で系統立てて、経済や財務分析、証券分析の専門知識を身につけたかった。 試験に合格できたときは、とても喜んだ。 当時この資格は金融業界でより上級の専門職になるために、最低限必要の資格だったからだ。 だから土日の余暇を犠牲にしても、早くこの資格を手に入れて、リテール営業から脱出したかったのである。 明るい未来が少し見えた瞬間であった。 (成田空港 上空の写真) コロナ前のように、航空券が安く手に入る日は、いつ来るのだろうか? 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959

インド ムンバイ 12時間以上煮込んだ二ハリ お得度は、☆3

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3月のラマダン期間中に、ハイデラバードからプネを経由して、ムンバイに入った。 冬の終わりから、一気に気温の上がる、酷暑期の初め。 ムンバイは昼になると、気温は35°C近くになるが、まだカラッとして暑い。 乾季で蒸し暑くないのが、唯一の救いである。 宿のあるムスリム街は、ハイデラバードと同じく、昼間はひっそりとしており、人通りは少ない。 そこで日差しが強い中、軒先で一心不乱に、鉄の棒をかき回し続けている、一人の老人に出会った。 鉄棒の先には、たくさんの円形状の鍋があり、何かを部位ごとに煮込んでいるようだ。 聞けば、「二ハリ」を作っているという。三毛が、全く知らない料理だ。 石破首相に聞いてみよう。 「まず、二ハリとは......何か?(ねっとり」 ドロリとしている。ねっとりと、まで煮込むとさらに美味。 強いコクがあり、マトンやヤギの骨髄から滲み出た、旨味エキスが充満して、大変おいしいもの。 インドのムスリム教徒が考案し、パキスタン人にも愛されるようになった料理と聞いています。」 シゲルは去っていった。 どうやら、途方もない時間と、手間をかけて作られる、インド発祥の煮込み料理のようだ。 この店はラマダン期間中に、二ハリだけしか提供しない、ムンバイでも有名な店だった。 そうとは知らずに、よく店の前を通ったが、老人の二ハリを見つめる目は、時に優しく、時に厳しいものだった。 まるで自分の子供を、厳しく教育しているような態度で、二ハリを作っていた。 これはぜひ食べてみたいと、三毛は思った。 聞けば煮込みが完了する日没後からしか、二ハリは提供できないという。 夕方の礼拝を告げる、アザーンの声がモスクに鳴り響く頃、食べにその店に行った。 すでに地元の人が大行列を作って、買いに来ていた。 二ハリをテイクアウトして家で食べる人が多いようだ。 私は、店先に並べられた長椅子で、ロティーと一緒に二ハリを食べる。 これは見た目ほど油っぽくはなく、そんなに辛くもない。 本当に塩味で肉を煮込んだだけの、素朴な味がした。 値段は結構高い。ロティ2枚と市販のハーブドリンク40ルピーとセットで注文し、300ルピー(570円)はした。 ぼられてはいない。列に並び、インド人も同じ料金を払っていた。 単品で頼むと、200ルピー(...

インド ムンバイ 駅前のムスリム食堂 お得度は、☆5

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貧富の格差が目立つ街、ムンバイ。 宿代は高いが、その反面、食べ物が安いことでも有名だ。 海辺の大都会なので、南インドから魚や米、果物が、海路でデリーよりも安く大量に流入してくる。 大型船を使え、物流コストが安く済むため、農産物の価格が内陸部に位置するデリーよりも格段に安い。 レストランに入ると、デリーの3〜4割ぐらい安い値段で、美味しいものが食べられる。 世界遺産のCST駅を10分ほど北上すると、ジャマーマスジッドのあるムスリム街が見えてくる。 そこに何件かあるムスリム教徒向けの大衆食堂で、手始めにロティーとチキンフライ、バターチキンを食べた。 後から注文したチキンフライは、写真にはないが、小さな唐揚げが3個ついた。 合計 100ルピー(190円)。 信じられないほど、安い。これがニューデリーなら、最低200ルピーはする。 ニューデリーを東京とするなら、ムンバイは大阪のような、食い倒れの町だ。 これは交差点にあった中間所得層向けのおしゃれな食堂で、注文したタンドリーチキンとバターロティ。 メニューにあるチキンブリヤニは、130ルピー(247円)。 タンドリーチキンは180ルピー(342円)だった。おしゃれなレストランでもこの安さだ。 ぜひムンバイでは長期間滞在して、ムスリムのうまくて安いレストランで、インド料理を食べ尽くしてほしい。 宿代が高いのがネックだが、運が良ければ駅前で1000〜1200ルピーで、エアコン付き個室の宿を見つけることもできる。 イギリス植民地時代からの建築物は、ニューデリーやコルカタよりも保存状態が良く、数が多いと感じている。 思いっきり食べ歩きをしながら、港町特有の開放的な街並みを堪能してほしい。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド ムンバイのムスリム食堂 100ルピー(190円)☆☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959

インド ムンバイ 救世軍ゲストハウスのお得度は、☆4

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三毛は、3月中旬にプネーから夜行列車で、早朝にムンバイに着いた。 ラマダンが始まって、すぐの時期だ。 世界遺産のチャトラパティ・シバジーターミナス駅(CST)には、駅に沿って遊歩道があり、朝から日雇い労働者が魚を運んでいる。 三毛が過去5回、インドを旅した中で、最も好きな街を5つ挙げるとすれば、ムンバイは筆頭候補の1つだろう。 イギリスの植民地文化が、街中に程よく残っていて、街歩きをするのがとても面白い。 また、インド有数の大都会のため、貧富の格差が信じられないほど、街中で目立つのも興味深い。 例えば、インド門の近くに最低一泊500ドル以上はする、有名なタージホテルがある。 その数ブロック先には、三毛が昔、よく利用していた一泊5ドルのサルベーションアーミー(救世軍GH)が今も残っている。 すぐ近くにあるのに、宿泊代の格差は、なんと100倍以上だ。 救世軍でチャイの値段は10ルピー(19円)だが、向かいの建物にあるスターバックスのコーヒーは一杯200ルピー(380円)もする。 最後に救世軍GHに泊まってから、コロナ禍もあって8年が経過した。 インフレでどのくらい宿泊料が値上がりしたか、気になったので再訪問してみた。 ドミトリーで600ルピー(朝食込み)。 インドで宿泊料が最も割高な街ムンバイで、ほとんど値上がりしていない。 三毛が以前に泊まったときには、ドミトリーの窓にあるサッシの網戸が壊れていた。 持参した蚊帳がないと、蚊に刺され放題でまともに寝れない環境だった。 南京虫はいなかったのだけは、よく覚えている。 昔と比べると、年をとって余裕ができ、エアコン付きの個室でないと、インド旅行できない体になってしまった。 世界のバックパッカーの間で、伝説の宿と言われる有名どころは、店主の高齢化や老朽化、再開発の立て替えで最近廃業が目立つようになっている。 バラナシの久美子ハウスや、マカオの皇宮賓館も無くなってしまった。 この宿の寿命も、そんなに長くはないだろう。 10〜20代の金欠の若者には、インド旅の思い出として、ここに一度は泊まることをお勧めする。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド ムンバイの救世軍GH  600 ルピー( 11...