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インド リシケシ インドの味噌汁屋台のお得度は、☆5

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5月の下旬、三毛はヒンドゥー教の聖地ガンゴートリに行くため、リシケシのバスターミナルにいた。 市バスを使ってガンゴートリに行くためには、途中にある山間の街、ウッタルカーシーで一泊する必要がある。 リシケシには、2日間いたがマナリとは違い、標高が低いせいか、5月の酷暑期になると日中はとても暑い。 夜もほとんど気温が下がらないので、郊外にあるエアコン付きのゲストハウスに泊まった。 一泊1140ルピー(2170円)、少し高いが快眠のためには仕方がない。 AC付きだと、インドの地方都市では、1000ルピーはするのが普通である。 ウッタルカーシー行きのバスは、10時半に出発するというので、少し早いがお昼を食べることにした。 リシケシはヒンドゥー教の聖地なので、隣町のハリドワールと同じく、肉食が禁じられている。 海外では普段から肉をよく食べる私。ベジタリアンの食事だけだと、腹が減って仕方がない。 時間があまりないため、バス停の周辺で食べられる食堂を探した。 すると、茶色い味噌の塊のようなものを売っている屋台がある。なんだろう。 今までに他の地域で見たことがない食べ物だったため、注文してみた。 値段はたったの40ルピー(76円)。店主はライスにそれをかけて、三毛に小さな皿を渡してきた。 味は、豆味噌風味の味噌汁そのものだった。 これは、味噌汁のぶっかけご飯、ねこまんまだ。 西日本出身の私は、麦味噌を小さい頃からよく食べていた。 大学時代には、京都に住んでいて、名古屋出身の友達とよく遊んでいた。 彼から豆味噌の料理を教えてもらった。 名古屋といえば、豆を原料とする赤だし文化圏である。 豆味噌や八丁味噌はコクがあって、煮込むほど風味が出る。 私はこれが大好きだ。 この屋台は、そんな八丁味噌の風味があり、全く辛くなく、他の日本人の口にも合いそうだ。 ヨガの修行で、リシケシを訪問する予定の日本人に、この味噌汁屋台をお勧めしたい。 バスターミナルのすぐ出口に、毎朝屋台を出している。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド リシケシ 味噌汁猫まんま屋台 40ルピー(76円) ☆☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥...

インド タンドリーチキンのお得度は、☆5

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インド旅行中、毎日のカレーに食べ飽きた時にどうするか。 インドを旅行する日本人が、必ず壁にぶち当たるのが食の問題である。 大量の油と香辛料に慣れていない日本人の胃袋が、カレーを食べることを拒否するようになるのだ。 裕福な旅行者は、大都市の日本食レストランに行けば、すぐに問題が解決するだろう。 金のないバックパッカーは、ネパール料理のモモや、チョウメンという焼きそばを食べて、なんとか胃袋を誤魔化しながらカレーが再び食べられる時を、ひたすら待つ。 同じ金欠バックパッカーである三毛は、これに対して自分の答えを持っている。 カレーではなく、タンドリーチキンとロッティー(またはナン)「だけ」を食べるのだ。 そして食後にラッシーを飲んで、冷えたマンゴーを風呂上がりに食べる。宿への帰り道に、果物ジュースを飲む。 玉ねぎ以外に、インド人は生野菜を摂る習慣がないため、果物でミネラルを補うのだ。 そうすれば結果的に、大量の油と香辛料を摂取しなくても済むようになる。 タンドリーチキンはそんなに辛くないし、炭火で焼くだけなので、質の悪い油を摂取することもない。 日本でタンドリーチキンを食べようとすると、1個で最低でも800円以上はするだろう。 でもここは本場のインドなので日本の半額以下、120〜200ルピー(380円)で炭火焼きのタンドリーチキンを食べることができる。 新鮮なチキンをヨーグルトや香辛料に漬け込んで焼くだけの料理なので、ハズレをひくことはほとんどない。 重要なことは人気店でない場合、古いチキンが原因でお腹を壊すこともあることだ。 だから客がよく入っているレストランを、選ぶことが最も大切である。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド タンドリーチキン 120〜200ルピー(380円) ☆☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959 2024 年 2 月~ 7 月のインド・ネパール写真を、 Adobe stock...

インド ネスレのキットカット お得度は、☆4

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日本では、キットカットやブラックサンダーが、準チョコレート菓子として有名である。 キットカットは、誰もが一度は食べたことがあるだろう。 細長いウエハースの外側に、ミルクチョコレートがコーティングしてあるお菓子だ。 そのキットカットが今年5月に、また値上げするらしい。 キットカットミニ11枚入りの大袋が、685円から788円になるそうだ。 およそ16%の値上げである。 インドで一番よく見かける紫色の、キャドバリーの板チョコは、まずかった。 チョコ風味の香りだけがする、甘い油脂を食べているような、雑な味しかしない。 代わりにインドのキットカットを食べてみようと思った。 近くのスーパーでキットカットを探すと、インドではキットカットに日本以上の種類があることに驚かされた。 一番安いミニは10ルピー(19円)で、12.8g。日本のミニ11.6gよりも、サイズが大きく、内容量も多い。 標準サイズのキットカットは、40ルピー(76円)で、56.6グラム。 スーパーでは、30ルピーで売っていた。ミニを買うよりも、断然お得である。 スーパーの品揃えは、日本と遜色ない。 この標準サイズのキットカットを買って、宿で食べてみた。 日本のキットカットと比べて、チョコの風味は劣るが、ミルククリームの入ったウエハースと一緒に食べるので、不味くはない。 日本のキットカットよりもサイズが大きく、安価であることを考えれば、不満なく食べられるレベルである。 私の場合、インドでチョコレートが食べたくなったら、キットカットを買っておけばいいと気づいた。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド ネスレのキットカット 標準サイズ4枚入り 40ルピー(76円)☆☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959 2024 年 2 月~ 7 月のインド・ネパール写真を、 Adobe stock ・フォト AC に追加しました。

(実話)インド ジャイナ教徒の宝石商が秘蔵する第一級の骨董品 その2

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インドで第一級の骨董品を集めるためには、大都市の宝石商と仲良くなることが大切だ。 彼らはジャイナ教徒が多く、4〜5世代前から宝石商を続けているという大金持ちの一族もいる。 5代前の創業者が持っていた売れ残り品が、倉庫に眠って忘れ去られた結果、それが骨董品になっているケースも多い。 中には、重要文化財クラスの信じられないほどのお宝を持っている大富豪もいるのだ。 三毛が、前の記事で銀細工の骨董品を購入したジャイナ教徒のちょび髭紳士。 私の体感では、保有資産は最低でも100億円以上は持っているだろう。 醸し出すオーラにも生活の余裕が感じられる。 私が関心を持つ銀製品以外にも、特別に彼の持つお宝を幸運にも見せてもらった。 これは翡翠でできたマハラジャが保有していたと言われる小物入れ。 唐草模様のデザインが素晴らしい。 これはエメラルドの原石を加工して作られたスプーン。三毛は触った質感から、翡翠ではないかと問い直したが、エメラルドの原石を加工したものだと言われた。 エメラルドは硬くて加工が難しいので、作るのは大変だったろうと思う。 そして極め付けは、マハラジャが保有していたダイヤモンドやエメラルド、ルビーでできた装飾品。 この品は、オークションで軽く1億円以上の値段はつくのではないのだろうか? 3億円以上でも、全くおかしくない。 実物をケースごと、見させてもらったが、凄すぎて写真を撮り忘れてしまう。大きさは、手のひらサイズもあった。 重要文化財級の品物であることは間違いないと、すぐに直感した。 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959 2024 年 2 月~ 7 月のインド・ネパール写真を、 Adobe stock ・フォト AC に追加しました。