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インド ニューデリーの地下鉄 お得度は、☆4

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インドの鉄道インフラは、日本の技術を全国でフル活用しているのは、有名な話だ。 三毛が3月中旬に、インド西部のヴァドーダラにいた時のこと。 アーメダバードとムンバイを結ぶ高速鉄道が、日本のJICA主導で急ピッチで進んでいた。 ヴァドーダラの駅前には、高速鉄道専用の高架橋とレールを新設している工事現場があった。 ニューデリーでも、毎年すごい勢いで日本の技術支援のもと、地下鉄の新路線が作られている。 国際協力機構が日本の営団地下鉄やゼネコン、総合商社とタッグを組んで、デリーメトロを全面支援している。 デリーメトロ(地下鉄)の料金は、市バスより少し高いが、渋滞知らずで冷房がガンガンに効いていて快適だ。 頻繁に利用するなら、メトロカードを買った方が良い。 毎回、改札に並んで切符(トークン)と買う必要はなく、2割ほど割引運賃の適用も受けられる。 日本と違うところは、毎回、乗車する際には手荷物検査が義務付けられているところだ。 また地下鉄構内では、写真撮影禁止なので注意してほしい。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド ニューデリの地下鉄 5〜40ルピー(76円) ☆☆☆☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959 2024 年 2 月~ 7 月のインド・ネパール写真を、 Adobe stock ・フォト AC に追加しました。

インド 日清のカップヌードル お得度は、☆1

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インスタントラーメンの国内シェアNO1企業といえば、日清食品である。 1958年に創業者の安藤百福が、チキンラーメンを大阪府池田市の自宅物置で完成した。 当時の発売価格は、35円。国鉄の初乗り運賃が10円の時代だったから、意外と高い。 その後、チキンラーメンの海外進出を目指して、渡米した時に、安藤はチキンラーメンを食べる丼がないことに気づく。 そこで1971年に作られたのが、この有名なカップヌードルだ。 発売価格は、100円、内容量は84グラム。当時の袋麺の実勢価格は、25円だった。 それから内容量は77グラムと、1割ほど減ったものの、2000年まで、一度も値上げをせず100円で据え置いた。 今では78グラムで、税別236円である。 インド旅行中に、ケララ州のスーパーで日清のカップヌードルが売られているのをみた。 マサラ味、スパイシーチキン味、マンチョー味と3種類もある。 値段は70グラムで45ルピー(85円)。 いずれも日本にはない味で、とても興味をそそられた。 試しにマサラ味を一つ買って、宿に持ち帰った。 早速、熱湯を注いで、食べてみる。 控えめに言っても、まずい・・・。 まず麺が美味しくない。ちょっと油臭く、日本のカップヌードルのような弾力性もない。 そして香辛料が辛いだけで、旨味成分が乏しく、日本人の舌には合わない代物だ。 定番の醤油味みたいに、もっと出汁の旨味を感じることができればよかったのだが、これは別物である。 インド人にはこういう味の方が、受けるということだろう。 その後、三毛はインドでカップヌードルを買うことはなかった。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5) インド 日清のカップヌードル マサラ味 45ルピー(85円)☆ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのプロフィール 外こもり写真(フォトAC   全てダウンロード無料) https://premium.photo-ac.com/profile/24044959 2024 年 2 月~ 7 月のインド・ネパール写真を、 Adobe stock ・フォト AC ...

(実話)インド 物価とインフレの影響について

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8年前は、インドでチャイは5ルピーだった。 それが、今ではどの地域でも10ルピーになっている。 庶民の生活必需品チャイの物価が、倍になっているということは、国民生活にどのような影響があるのかを考えざるを得ない。 インドで毎日、タンドリーチキンを食べていると、たまにチキンの値上げを告知する張り紙が、レストランの壁に貼られている。 これはケララ州の州都、トリバンドラムのレストランにあった人気店、ザムザムレストランの張り紙。 原料のチキン高騰で、10パーセント値上げしますと客に告知している。 つまりこの瞬間、このお店であなたが使えるお金の価値が、10パーセント目減りしたということだ。 そんな減少が、インドだけでなく、ここ日本でもコロナ前から激増している。 この一年で、国民の主食であるお米は、千葉県産のふさおとめ5kg1650円(税抜)が4080円(税抜)と247%の値上がりだ。 日本の経済は、政治の失敗と少子高齢化の深刻化という完治不能な2つの病に侵されて、瀕死の状態だ。 インドでこんなことが起これば、すぐに暴動が起きるだろう。 2001年にBRICS(ブリックス)という言葉が、ゴールドマンサックスのエコノミストによって提唱された。 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカという経済発展が著しい新興国の代表国を示す造語である。 あれから20年以上が経過して、中国は新興国でなくなり、アメリカと覇権を争う存在まで成長した。 インドの経済発展も著しい。 でも中国やインドは、他のBRICS(ブリックス)諸国と比べて、大きな弱点がある。 それはエネルギーや資源を自国で賄うことができず、海外からの輸入に頼っていることだ。 生産国の紛争で、石油価格や農産物の価格が値上がりすると、それを自国で賄えない国は、輸入物価がすぐに値上がりする。 同じBRICS(ブリックス)でもブラジル、ロシア、南アフリカは資源国で、農産物や鉱物、エネルギー資源を他国に輸出する余力がある。 人口が世界1位の中国(14億人)、2位のインド(13億人)には死活問題だ。 インドや中国の持続的な経済発展を占う上で、エネルギー価格や食料品価格の高騰は見逃せない。 各種統計を分析すると中国の人口は、2018年にピークを迎え減少が始まった可能性...

インド ニューデリー アルヌールのチキングレービー お得度は、☆5

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ガイドブックに載っている有名なレストランは、何度も行って食べ飽きた。 インドを何度も訪れて、旅慣れた日本人ほど、そういう気持ちになる人は多いだろう。 有名店は間違いなく美味しいが、値段は高いし、日本人も見かけたりして異国情緒がなく、お得感も少ない。 野球で例えると、自分が手堅く送りバントをしているだけで、ホームランを打ったような爽快感がない。 そんな気分になった三毛は、5月にネパールに行く前、地下鉄デリーゲート近くの庶民派レストランを探した。 とりあえず、安くてうまいタンドリーチキンが食べたかった。 Googleマップで、庶民派の安価なレストランを探しまくった。 やっと納得のいく、一軒の小さなレストランを見つけた。 名前はAL NOOLという、ムガールグリルの専門店だ。 メニューをみると、昔は立派だっただろう、カラーコピーのメニューを、白黒でコピーした紙切れを渡してくる。 チキングレービー(クウォーター)と、チキンシシカバブ・ドライ(クウォーター)を注文した。 スプーンかフォークを頼むが、置いてないというので、探してもらって一本のプラスチックスプーンを出してもらう。 チキングレービーのソースを見て驚いた。 これはマヨネーズではないか。食べてみると、日本のマヨネーズよりも、酸っぱくなく、爽やかな酸味がする。 インドでお決まりの、辛く脂っこいグレービーソースを予想していたので、驚いた。 チキンシシカバブも2本で50ルピーと、有名店の半額の値段である。 大満足して支払い時に、インドでマヨネーズが食べれるとは思わなかったと、店の主人に言った。 ライムの果汁と、卵の黄身をベースに、自家製のマヨネーズを作ったのだという。 日本のマヨネーズは、卵の黄身とお酢、塩だけで作ることができる。そこに少量のサラダ油を加えるだけで良い。 決して混ざることのないお酢とサラダ油が、黄身を加えてかき混ぜることで乳化する。 それがマヨネーズになる。 異国のインドで、久しぶりのマヨネーズを食べることができて、大満足だった。 マヨネーズ好きの皆さん、ニューデリーで食べたくなったら、この店に行ってみてはいかがだろうか。 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 三毛イキルのコスパ☆レーティン...