インド ニューデリー アルヌールのチキングレービー お得度は、☆5
ガイドブックに載っている有名なレストランは、何度も行って食べ飽きた。
インドを何度も訪れて、旅慣れた日本人ほど、そういう気持ちになる人は多いだろう。
有名店は間違いなく美味しいが、値段は高いし、日本人も見かけたりして異国情緒がなく、お得感も少ない。
野球で例えると、自分が手堅く送りバントをしているだけで、ホームランを打ったような爽快感がない。
そんな気分になった三毛は、5月にネパールに行く前、地下鉄デリーゲート近くの庶民派レストランを探した。
とりあえず、安くてうまいタンドリーチキンが食べたかった。
Googleマップで、庶民派の安価なレストランを探しまくった。
やっと納得のいく、一軒の小さなレストランを見つけた。
名前はAL NOOLという、ムガールグリルの専門店だ。
メニューをみると、昔は立派だっただろう、カラーコピーのメニューを、白黒でコピーした紙切れを渡してくる。
チキングレービー(クウォーター)と、チキンシシカバブ・ドライ(クウォーター)を注文した。
スプーンかフォークを頼むが、置いてないというので、探してもらって一本のプラスチックスプーンを出してもらう。
チキングレービーのソースを見て驚いた。
これはマヨネーズではないか。食べてみると、日本のマヨネーズよりも、酸っぱくなく、爽やかな酸味がする。
インドでお決まりの、辛く脂っこいグレービーソースを予想していたので、驚いた。
チキンシシカバブも2本で50ルピーと、有名店の半額の値段である。
大満足して支払い時に、インドでマヨネーズが食べれるとは思わなかったと、店の主人に言った。
ライムの果汁と、卵の黄身をベースに、自家製のマヨネーズを作ったのだという。
日本のマヨネーズは、卵の黄身とお酢、塩だけで作ることができる。そこに少量のサラダ油を加えるだけで良い。
決して混ざることのないお酢とサラダ油が、黄身を加えてかき混ぜることで乳化する。
それがマヨネーズになる。
異国のインドで、久しぶりのマヨネーズを食べることができて、大満足だった。
マヨネーズ好きの皆さん、ニューデリーで食べたくなったら、この店に行ってみてはいかがだろうか。
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三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5)
インド ニューデリー AL NOOLのマヨネーズ・チキン(4分の1) 140ルピー(270円)☆☆☆☆☆
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