インド ガンジス源流のボジバサ・ベースキャンプ 巡礼宿のお得度は、☆5
5月、インド山奥の温泉町で出会った旅人から話を聞いて、ガンジス最源流にあるという氷河に三毛も行きたくなった。
その日本人は、ヒンドゥー教の聖地巡りで、最奥にあるというガンゴートリに行くのだという。
三毛は、今まで一度も氷河を見たことがない。
そこでガンゴートリというヒンドゥー教の4大聖地に行き、その奥にあるゴウムク氷河までトレッキングをした。
まずニューデリーからリシケシに行く。
リシケシは、標高が300メートル程と低いので、とても暑かった。
それからローカルバスでウッタルカーシーに泊まり、丸2日かけてガンゴートリまで北上する。
ガンゴートリは標高が高いため、マナリと同じく日中でも涼しい。夜はダウンジャケットが必要だ。
ガンゴートリから氷河のあるゴウムク(牛の舌)までは、1泊2日のトレッキングである。
ガイドを雇う必要はないが、入境許可証をとってから、必ず2人以上でいく必要がある。
三毛のパートナーは、20代後半のチェンナイから巡礼に来たバラモン出身の青年だった。
パトロールセンターで見かけて、一緒に行くように私が誘ったのである。
彼はガンゴートリで、ハーレクリシュナの巡礼宿に泊まっていた。
そこはインド人しか泊まれないが、宿泊費、食費代全て無料なのだという。
青年からゴウムク手前のベースキャンプにも、ハーレクリシュナの巡礼宿があるので、そこで泊まるようにアドバイスされた。
彼はベジタリアンで、三毛よりも身長は高かったが、とても痩せていた。
翌朝6時、ガンゴートリを出発する。
歩調が合うか心配だった。長身で歩幅が広い青年についていけず、遅れるかも思ったからである。
それは杞憂だった。
いざ一緒にトレッキングすると、疲れて途中で休みたいと何度も言い出して、びっくりした。
私もゆっくりと写真をとって、トレッキングを楽しみたかったので逆に都合がいい。
笑顔で休憩には応じた。
お肉好きの三毛の方が、かなり年上でもよっぽど体力がある。
朝6時に出発したのに、ボジバサベースキャンプに着いたのは16時。
通常よりもかなり遅いペースだろう。
ハーレクリシュナの巡礼宿に着くと、甘い生姜紅茶と、2種類の豆カレーが入ったターリーが振る舞われた。
お腹がとても空いていた。
食べ放題、飲み放題で大満足だ。思う存分お代わりした。さらに19時半にも夕食が出る。
宿泊料は、朝・夕の食事込みで一泊500ルピー(950円)。インド人向け宿泊宿とはいえ、破格の安さだ。
外国人が泊まるキャンプサイトだと、一食分のターリーだけでも、この値段はする。
彼の紹介で、運よく私もこの巡礼宿に泊まることができた。
これから、ゴウムクの氷河にいく予定の皆さんに、お薦めしたい巡礼宿である。
外国人が泊まれるかは、わからない。管理人の判断によるところが、大きいかもしれない。
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三毛イキルのコスパ☆レーティング(最大5)
インド ボジバサ・ベースキャンプ 巡礼宿 500ルピー(950円)☆☆☆☆☆
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