ミャンマー 銀細工箱の由来を探して マハムニ寺院の宝物庫

ミャンマー 銀細工箱の由来を探して マハムニ寺院の宝物庫 ミャンマー国内で眠っている貴重なお宝は何処にあるのか、インレー湖のある東部地域からミャンマー北部の古都マンダレーにやってきました。 下の写真は、マンダレーにある最大の仏教寺院「マハムニ寺院」の入口です。 タイから陸路で国境を越えてミャンマーに入ると、この様な仏教寺院が国内で至る所にありました。まるで仏教のテーマパークに来た様な感覚を受けます。 マンダレーの人々は温和で、信仰心が篤く、日常的に托鉢の僧侶に食べ物やお金を喜捨しています。それは国内の至る所で、日常的に目にする光景でした。 ミャンマーを旅して今でも印象に残っていることは、乞食をしている人を全く見かけなかったことです。 この国では仏教が手厚く信仰されているため、貧しい家庭の子供は仏門に入ることで衣食住だけでなく、教育も無償で受けることができます。そのため、寺院は一種の社会保障を担う役割を持ち、貧困層が少ない社会が成り立っているのです。 私はタイよりも落ち着いた雰囲気を受け、もし初めて東南アジアを旅行するならミャンマーがいいなと思ったぐらいです。 タイの寺院にある建築様式とは異なり、白を基調とした細長い塔のような外見が素晴らしいです。狛犬も巨大でかわいいです。人の身長で比べると、2人分。日本の狛犬の10倍ぐらいの大きさです。 境内に入ると広場があり、その一角に伝統工芸品の宝物庫がありました。 伝統工芸のビルマ漆器の奥に銀細工の展示コーナーがあります。 写真禁止の張り紙はなく、自由に撮って良い様です。念の為、シャッターは自粛しました。 ミャンマーの伝統工芸品は、ビルマ漆器、銀細工製品、木工品、手織り物が中心となっている様です。 (次回に続く)